甘酒
こんばんは、森理恵です。
目白で優しい気持ちになる美味しいお味噌を作っています。
今日もお立ち寄りくださりありがとうございます。
保育園に行っていたころ、ひな祭りのお祝いでおやつの時間に甘酒が出ました。
部屋中に充満したアルコールの香りが私には強すぎて、それだけで胸がいっぱいお腹いっぱい。
甘酒が美味しいと思えないまま、居残りでなんとか最後まで飲み切り、それ以来 甘酒を飲まなくなりました。
あの香りのもとは酒粕だとわかったのは大人になってから。
それでもあえて甘酒を飲もうとは思いませんでした。
そんな中、前の職場のボスが新潟から持ち帰った甘酒を頂く機会がありました。
強い香りは全くなく、なめらかな液体。
恐る恐る飲んでみたら・・・とーーっても美味しい!
甘酒=強烈な匂いのする飲み物のイメージが吹っ飛んだ瞬間でした。
原材料は米麹。材料が違うと出来上がりも違うんですよね。
子供の頃は知りませんでしたが今なら理解できます。
そんな記憶や経験があってか、手に入れた生麹を何に使おうか考えた時に真っ先に浮かんだのが甘酒を作ることでした。
早速、お味噌屋さんのシンプルレシピを参考にトライ。
・炊飯器に生麹とお水を入れて保温ボタンをON
・炊飯器の蓋は開けたままにして、濡れ布巾を被せて軽く蓋をする
・4時間後に一度かき混ぜて、さらに4時間保温 →完成!
少し甘い香りのする、どろっとした質感の甘酒ができました。
このまま食べても良し、2倍くらい薄めても良さそうです。
びっくりしたのは甘さ。麹から引き出されたお米の甘味は思いの外強く、後に残ります。
お砂糖の甘さとは違って、丸い甘みです。(食べ過ぎは要注意ですが・・・)
昔の渋い甘酒の記憶はどこへやら。。。
ちょうど同じタイミングで煮ていた大豆があったので、甘酒と一緒に混ぜて数日置いて味の変化を楽しんでみました。
時間が経過するごとに、大豆が少しずつ柔らかくなり、豆にもほんのり甘味がついていきました。
味噌作りに置き換えて想像すると・・・美味しく楽しくなりそうです^^
追伸)
生麹で甘酒の他に、麹納豆も作りました。
旨味の詰まったご飯のお供。お酒のお供にも良さそうな感じです。
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