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なにも知らない系の僕ら

わたしたちは何も知らない。


自然科学の授業を受けた時、わたしたちの知っていることは自然界の数%にも及ばず、90%以上のことを人間は知らないのだ。ということを学んだ。


500万年もこの世にいるのに。いや、500万年しかいないからか。


過去にはガリレオとか、ニュートンとか、エジソンとか、偉大な人はたくさんいて現在も日々科学は進歩しているのにも関わらずこの世の中はわからないことだらけなのだ。


それはそうだよな。


ダニにはダニの世界があるし、イルカにはイルカの世界がある。猫には猫の世界。


そんなもののこれっぽっちも知らないよな。


宇宙には何億という星がある。
わたしたちからは見えない星もたくさんある。


どこまでを世界というのかも曖昧だ。


わたしたちは何かを知っていると言うことすら烏滸がましいのではないかと思えてくる。


それでも知っていることはあるもん!ってふんぞりかえりたくなる気持ちもわかる。


でもわたしたちは、ほんっと〜に何も知らない。
笑っちゃうくらい知らない。


全部を集めてもちっぽけな我々の知識をもってして、生きていくのが精一杯。



あまりにも無力だ。


だからこそ、力を合わせたい。



知らない者同士、わからない者同士。この世に生を受けた者同士。
「よくわかんないね、この世界」って言いながら手を取り合う。


微々たる知識と大きな愛。それがわたしたちのかわいい弱点。



ところで、足元にあるすみれの花を見つけ、それを愛しいと思う気持ちを知っていることは人類にとって偉大な財産だと思いませんか?


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