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【投資】上昇が止まらないマザーズ指数!一体どこまで上がるんだ?

GW明けの株式相場。

前日のNYダウは、-218ドルで戻ってきて、為替も円高。
軟調な展開が想定された日本の株式市場。

予定通り日経平均株価はマイナススタート。

が、しかし、

プラスで始まったマザーズ指数については、午前中からぐんぐん上昇、気がついたら上昇幅が6%を超え、連休明け大陽線となりました。

これはバブルなのか何なのか?

答えは神のみぞ知る。といえども、
事実まとめておきます。

やっぱり買われすぎ指標がてんこ盛りで、抵抗が近い。
短期的に上がりすぎた株は下がる可能性が高い。

それだけは覚えておいてください。

では見ていきましょう!

◇今日のPodcast&Youtube

今日の記事を音声でも配信しています。合わせて聴くと理解がより深まります!

◇1、まずは日足チャート一目均衡表で確認!

まだこちらご覧になっていない人は見ていただきたいのですが、

一目均衡表で見ると、マザーズの日足チャートでは、三役好転が達成済みで希望ありとお伝えしました。

結果論ではありますが、見事に上昇しましたね👏

では、現状のチャートを見てみましょう!

スクリーンショット 2020-05-07 21.25.04

はい!

これは、東証マザーズ指数日足6ヶ月の一目均衡表に加えて、
スローストキャスティクス(設定9日間)
移動平均線乖離率(25日)
を表示しています。

株価が雲を超えた後に、一度雲の上限まで下落したあとに再度上昇。
雲がしっかりと株価を支えたことから、より雲に信頼感が高まっています。

ただし、直近は少し調整の可能性が高いということはおさえておきたいところ。

まず、チャート上では、
26日過去に記載する遅行スパンが雲にぶつかっています。
こういうのもまた1つの抵抗になるといえます。

あとは、追加表示しているスローストキャスティクスでは、最もダマシの少ないスロー%Dで96%(80%以上で買われすぎ)

25日移動平均線に対する乖離率で、19.95%(10%超えると要警戒)とこちらも買われ過ぎです。

もっと長い日足チャートを見てみましょう!

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10年間日足で、移動平均線乖離率を重点的に見ていきます。

現在の19.95%は行き過ぎなのか?

過去10年で20%を超えたタイミングは、2013年、
つまりアベノミクス絶頂期に2回ありました。このときはなんと40%を超えていたタイミング。後のバーナンキショックにつながっていくタイミングです。

その後は約20%まで行く機会が3回のみ。

つまり少なくとも数年に1回あるかないかの滅多にない買われすぎ水準まで来ていることをおさえておきましょう!

◇2、続いて週足もチェック

同じマザース指数をもう少し俯瞰的に、週足チャートで確認していきましょう。

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週足3年で見るマザーズ指数です。

実は、日足ではすでに三役好転を達成していたものの、週足チャートではまだ何も満たされていない状態。

つまり三役逆転が1役も好転していない状態です。

つまりこの後考えられる動きとしては、

①遅行スパンが株価に迫ってきていて抵抗する
②株価が雲まで迫ってきていて抵抗する

ということが言えます。

雲の下限の値段については、2020/05/07現在869円です。

現在値839円ですので、多少の上昇余地はありますが、かなりの抵抗の水準が迫っていることは事実です。

◇3、いつ相場の変動が高まるのか?変化日をチェック

最後に、一目均衡表の先行スパンのメリットを使用して、
未来の変化日はいつ頃来るのかを確認しておきましょう。

まずは日足です。

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昨日(2020/05/07)からみて、21営業日後に、
先行スパン1と2がねじれる「変化日」が起こっています。

この変化日の特徴は、
「トレンドの加速」or「トレンドの転換」

が起こりやすいということです。

21営業日後を数えてみると、
6月5日(金)
になります。

ここまで間ずっと上がり続けるとは考えにくいですが、
5月末から6月上旬にかけて変動が大きくなる可能性があるでしょう。

続いて週足です。

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同じく一目均衡表で雲のねじれを確認していますが、
4週間後に雲がねじれています。

その後、3週間後に再度ねじれいてすぐにもとの状態に戻っているので、変化日として機能するかはなんとも言えませんが、同じく注意は必要になるでしょう。

4週間後の変化日については、先程みた日足の変化日のタイミングと重なります。5月末頃から非常に不安定になりやすいのは、一目均衡表が物語っています。

最後に月足です。

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月足にも未来に変化日があります。9ヶ月後です。

9ヶ月後はまだまだ先なのですぐには気にしなくても良いですが、2021年の2月には雲がねじれること。

雲の値段の基準が1,000円前後であることは知っておいて良いでしょう。

◇まとめ

ということで、上がり続けるマザーズ指数はどこまで上がるのかについて、
一目均衡表で考えられることを書いてみました。

まとめとしては以下になります。

・テクニカルで見た時、短期的に買われすぎ水準にあること
・週足チャートで見ると節目はもう目の前
・変化日が5月末〜6月上旬に。変動に注意!

となります。

株が上がることは喜ばしいことですが、
短期的に上がりすぎると株価が乱高下してしまう可能性があるので、注意が必要になります。

しっかりと見て判断していきましょう!

◇最後に

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