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【投資】【思考】野村監督の有名な名言を投資に置き換えて考えてみる

2020年2月11日
元プロ野球選手の野村克也さんがこの世から旅立ちました。

幼いときの記憶で、巨人ファンであった父親の言動から、いかに野村監督率いる当時のヤクルトスワローズが手強かったかの記憶を持っております。

まずは心よりご冥福をお祈りします。

このニュースを聞いたときに野村監督の名言、

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

を思い出しました。

この名言が、株にも応用の効く考え方だと感じ、思考をジャンプしてみたので紹介させてください。

◇1、この名言の意味は?

上記のサイトより引用させていただきます。

勝負は時の運とはいうものの、ひとつだけはっきり言えることがある。
偶然に勝つことはあっても、偶然に負けることはない。失敗の裏には、
必ず落ち度があるはずなのだ。

投資をやっている人にとって、ギクっとなる言葉ではないでしょうか?

私もなりましたし、以下のように考えていかなければと思いました。

◇2、株に置き換えるのであれば

先日の株式投資スクールで話す内容を考えてきたときに、この名言を株に置き換えてみたんです。

それは、

「事実を見て意見を持ち、意見で買って事実で売る」

という、売買の教訓のような言葉をイメージしました。

令和2年2月26日現在、世界を取り巻く大きな不安として、新型コロナウイルスの影響がもっとも大きな要因ですが、憶測による情報なども多く流れています。他にもさらに相場を左右する要因を上げればキリがありません。

多くの情報の中から意見と事実を分け、事実を見ることがとても大切です。
最初から誰かの意見を取り入れてしまうと、その背景にある事実を把握できないことがあり、負けに不思議の負けを作ってしまいます。

その事実から、自分の意見をまとめて上昇が見込めるのであれば、「買い」を行い、そのストーリーから外れる「事実」が起これば「意見」を持たずに「売る」ことが大切です。

特に損切りのシーンで重要になります。
「損切り」という行為は、決してただの負けではありません。
トータルで買っていくためにはとても大切なプロセスなのです。

そのときに、明確な事実を持って売っていなければ、次に活かすことはできません。売りの際に、自分の意見を入れて、損切りラインを変えてしまうことなどなかったでしょうか?

◇まとめ

今日は、野村監督の名言から、少し思考をジャンプさせて投資に活かしていみようと考えてみました。このように、一つの出来事を別のことに置き換えて、言葉を考えていくプロセスはより理解が深まるし楽しいですよね。

さて、今日のまとめです。

・情報収集においては意見と事実を分ける
・事実から意見を持って株を購入する
・持った意見を違う事実が起こったら意見を挟まずに売る

これら3つは株を学んだ人にとっては当たり前のことなのですが、この当たり前を当たり前に行うことがとてもむずかしいのです。

投資を行う方の頭の片隅おけるような言葉や思考になっていれば幸いです。

◇最後に
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