株に興味があるけど1歩踏み出せない人に見てほしい!少額でもできる株のススメ。
こんにちは、もりおかです。
今日は株式投資歴5年の私が株について考えをお伝えします!
特に技術的な知識があるわけではないので、まだ投資を行ったことがないけど、投資に興味がある人に向けてお話したいと思います。
まず株に興味があるけど、やらないという人が多すぎる。
私はすでに株式投資をやっているので、どんな考えで株について話をしていたのか、忘れましたが友達と話をしていると、
「私、株に興味あって、やって見たいと思ってたんだよねー」
「今はやらないけど、お金たまったらやろうと思っている。」
このような話はよく聞きますけど、その後、実際に投資を始める人は少ないですし、周りをみても投資をしている人は少ないですよね。まあ、話したくないだけでやっているということも考えられますが。
こちらのカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社と株式会社SBIネオモバイル証券による、20~69歳の男女10,032名『投資に関するアンケート調査』を参考にすると
私の同年代の20代1817人に対しては、「投資に興味がある」が20%、「どちらかというとある」を足すと50%に達します。
また、「現在、投資をしている」または、「過去に投資をしていたが、現在はしていない」人は、18%程、それ以外の82%は「これまでに投資をしたことがない」ということです。
つまり、投資をしているというだけで、20代なら約20%の貴重な経験をしている人物に成れるのですっ笑。
私が投資を始めた理由
これは、めっちゃ単純です。
大人っぽいから笑。
大学生ぐらいから、株の運用って恰好いいとずっと思っていました。先ほどの調査にも出ていましたが、20代で投資を始める人は20%以下です。これだけで、ちょっと優越感というか、大人というか、かっこいい感じしません?笑
ただ、大学時代はテニスサークルにすべてを捧げており、余裕資金は一切なかったので、社会人になったら始めるぞと思い、その考え通り社会人2ヶ月目(1ヶ月目は寸志だったので)の給料をもらった瞬間、株式口座の登録を行いました。
株=悪?株=ギャンブル?
・日本人の方はよく、株ってなんかよくわからないし、危ないんじゃないの?
・株ってギャンブルでしょ?そんなのに手を出したらだめでしょ?
っていう人が多くないですか?
確かに株はギャンブル性があります。投資している金額にもよりますが、1日で数万なくなることもよくありますし、投資額が大きい人は、数千万、数億なんて額がなくなることもあるでしょう。
しかし、皆さんが従業員として所属している企業は株式会社ではないですか?
では、そのギャンブル性の高い株を資金に運営している株式会社はギャンブル会社ですか?違いますよね!
たしかに株はギャンブル性を持ちますが、決してギャンブルではなく、会社を運営していく中で、貴重な資金を調達するために発行するもので、株自体がギャンブルということではありません。
むしろ、みんながもっと株に興味を持ち、日本企業の株を保有することで、会社も安定した経営や、より大きな事業ができるようになります。ひいては、日本全体の経済成長につながると思います。
株についての間違ったイメージ
よくドラマなどで、株式投資に失敗して、借金を背負ってしまった。などの描写がされることがあります。
が、まず初めに、株式投資は、投資した金額よりマイナスになることはありません!
100万円を株式に投資して、いくらその100万円の株が紙切れ同然の価値になろうと0円になるだけで、マイナスになりさらなる金額を請求されることはないのです。
では、どのような状態になると借金になるかというと、
・余裕資金で、株式投資をするのではなく、生活に必要なお金まで株に投資してしまうとき。
この場合、好調なときはいつでもお金をおろすことができ、生活資金に充てることができますが、不調になってしまうと、本来に生活に使うはずだったお金がなくなり、借金をしなければ生活できない状況になってしまいます。
・一発大きな額を当てるために、お金を持っていないのに、借金をしてお金を作り、その借金で株を始めてしまうこと。
これは一番危ないパターンですね。借金も返せないし、生活もできない。考えただけで、恐ろしいパターンです。
このように、通常、銀行に預金しておくような余裕資金で、株の運用をしていれば、いくらお金が減ったと言っても借金をすることはありません。
株式投資のメリット
ここからは実際に私が株式投資を行ってみて感じたメリットをお伝えします。
・経済や政治、世界情勢などに興味が出てくる。
もちろん私は、専門家ではありませんので、何となくこんな状況か、じゃあどんな企業がこれから伸びてきそうかなという予想でしかありませんが、普段ニュースとか見ない人でも、株をやるようになればいろいろな情勢に興味がでてくるかもしれません。
いうなれば、株をやることで、自分の世界がちょっと広くなる気がします。いいすぎ?笑。
・いろんな企業があることを知れる。
私たちが知っている企業なんて、本当に一部の一部で世界にはいろんな企業があっていろんな商品・サービスを提供しているんだなと学ぶことができます。
書きながら思いましたが、大学中に株を始めていれば就活の時にもっと生かせたかもしれないなと今思いました。ということで、大学生の皆さんにも株式投資に是非挑戦してみてください。
・楽しい
これが一番大きいかもしれませんね。株式投資って楽しいです!ほかにもいろんな投資があります。
FX:為替(各国のお金の価値)の上下により利益を出す投資
金銀原油:実物資産の価値の値動きで利益を出す投資
国債、社債:ある程度の期間国や、会社にお金を預けておけば、利息付きで帰ってくる。
その他、不動産投資、最近なら仮想通貨などいろいろあります。
もちろん、ほかの投資もそれぞれの面白さはあると思いますが、やっぱり私は株ですね。
他の投資先は、国とか、為替(お金)とか、わりと規模が大きすぎて漠然としやすいですが、株は企業によって連動するので、動きがまだわかりやすく、選ぶ企業の候補も非常に多いので、飽き性の人でもいろんな企業を楽しむことができます。
・購入する株価が上がることによる利益
なんか、日本経済がーとか、企業について詳しくーとか言っていますが、結局みなさんが興味あるのはここですよね笑。
株があがったことによる利益。これは言わずもがなですね。そりゃうれしいです。なかでも二重のうれしさがあり、「お金が増えたことに対するうれしさ」と、「私が注目していた会社が成長している」といううれしさがありますね。
・配当、株主優待
言葉は聞いたことがあると思います。企業が行っている株主に対するサービスで、株を保有していると、年に1.2回株主に利益を還元するために、配当や、株主優待が配られます。
配当は、利益額の一部を、株主に還元するために支払われる現金です。
株主優待は、配当にプラスして、保有株数に応じて自社製品などを提供します。
このような還元を行うことで、多くの人がこの企業の株を持ち続けるメリットを感じ長期保有することにより、買収などのリスクを下げ安定して経営ができるようになります。
会社の業績や方針などで、配当や、株主優待が少なかったり、なかったりすることがありますので、株を購入するときには、こちらも参考に検討してください。
デメリット
では逆にデメリットはどうか?
・株価の値下がり
まあ、これは一番大きいデメリットですよね。あくまでも株価は上下するものなので、株価が下がる場合はおおいにあります。
・周囲の目
これは周りと自分がどういう気持ちで株を認識しているかによって変わってきますが、株をやっているとギャンブルではないか、危なくないかと思われたり、金儲けしか考えていないとか、そういった偏見の目で見られる可能性があります。
私は全く気にしませんし、金儲けばっかり考えやがってと言われても、まあお金大事でしょって言い返しますけど、そんなことを言われる可能性はあります。
また、過剰に株などを恐れて距離を取られるということもあるかもしれません。私の周りにはいないのでわかりませんが。
私の株に対する考え方
私はこれらのメリットデメリットを検討し、メリットの方が大きそうだと感じて今もずっと続けています。
そして、こんなこと言えるのは儲かっているからじゃないの?という人もいるかもしれません。
でも、私、実は合計ではマイナスです笑。
いや、そんな奴の話長々と聞かされていたのかいって思われた方はすみません。
まだまだへたくそなんで、買うタイミングいつも悪いんですよね。
それでも、お金的なプラス、マイナスを除いても株をやっていて後悔はしていませんし、今後も続けていきたいと思います。
ただ、株は私みたいにマイナスになることが多いのかというとむしろプラスになることも多いと思っています。
今、ざっと調べると
定期預金だと3年100万円で年利0.2%程です。
なんなら、普通預金だと年利0.001%つまり10万分の1です。
10万円いれておいて1円ですね。普通預金は単に金庫です。
対して、株の配当は約年利2%
つまり、株価が1年間まったく変わらなくても、2%の利益が出せます。
3年間引き出せない定期預金の10倍の金利です。
実際の確率はもちろん全然異なるんですが、単純に、ある企業に投資したとして、株価があがる可能性50%、株価が下がる可能性50%としたら、1/2の確率で利益を出せますし、株価の下がり幅が2%までなら配当で値下がりをカバーできます(実際には決済手数料や、税金、株価が下がると配当も下がる可能性があるので必ずしも2%まで大丈夫とは言い切れませんが)。
1回の確率で50+2%でプラスになるので、これの試行回数を増やしていけば、少しずつプラスの額も増えるはずです。
先ほども言ったようにめちゃくちゃ単純な考え方で当てはめているので、こんなにうまくいくとは限りませんが、私はこのように考えて株は利益を出せる可能性も高いと感じています。
株はお金をいっぱい持っていないと始められないのか?
よく株に興味があるけど、お金がないからやめておくわという人が多いです。ほかにもお金がたまったらやりますよいう人。
もちろん、お金が多いほどいろんな企業に投資ができます。
株には最低購入単位というものがあり、1株3000円と言っても100株の30万円からしか買えないということがあります。
しかし、何十万からしか購入できないということではなく、数万円から購入できる株もあります。
安かったら知らない企業ばかりじゃない?かというとそうではなく企業によってバラバラです。
例えば、みずほ銀行の持ち株会社、株式会社みずほフィナンシャルグループは134.5円(2020/5/30現在)購入単位が100株なので、13,450円から株を購入することができます。
他にも家電量販店のコジマ、スーパー銭湯の極楽湯ホールディングス、カタログ通販の千趣会などは5万円以下で購入できます(2020/5/30現在)。
株価は知名度、規模などにかかわらず、企業の成り立ちや、株の発行数によって変わるので、有名な企業でも安く株を購入できることがあります。
以上のように金額がそこまで高くなくても始められる株はいっぱいありますし、逆にお金を貯めてから、よし100万円の企業を買うぞというのは非常に危ないです。
もし、1社に100万円を投資してその会社が倒産したら?一気に0円です。
基本的に、100万円の余裕があるから100万円の企業を買うというやり方ではなく、100万円をいろんな企業に分散されて投資をした方が安定します。
分散投資とか、株以外にもいろんな資産を持っておくポートフォリオなどの用語がありますが、おいおい覚えてもらったらいいので、まずは、1つの企業に大きく投資するのではなく分散して投資をした方が安全と覚えておきましょう。
以上のように、何もわからないまま、とりあえずお金たまったし株やってみるかで大きい額に挑戦するのは非常に危険です。
むしろ、毎月5万円を貯金していたなら、3万円貯金、2万円株に投資してみようといった少額からのスタートで実際に株式市場に触れることが一番勉強になると思います。
投資の本とか読んでも難しくてわかりません!
まずはやってみることをおすすめします!
株式口座の開き方
では実際、株をやるにはどうしたらいいの?ということなのですが、まずは株式口座を開きましょう。
株式口座の開設には証券会社を選びましょう。証券会社は2種類ありまして、ネット証券と対面証券があります。
対面証券は大手の証券会社で野村證券、大和証券などがあります。
初心者の方は対面証券で、コンサルティングなど教えてもらいながら選ぶのもいいかもしれませんが、手数料がめちゃくちゃ高いです。
ネット証券の10倍ほどになります。
そりゃ、対面型はお金持ちにしか口座開けませんね。
私のような庶民の方はネット証券をおすすめします。手数料がめちゃくちゃ安いです。条件によっては無料などがあります。
ただどこの口座がいいか。まずわからないと思います。じゃあ、とりあえずプロに聞いておけということで、ダイアモンド・ザイ・オンラインの記事を載せておきます。
正直、とりあえずまずは上位2社のどちらかでいいと思います。
1.SBI証券
ネット証券最大手。私のメイン口座もこちら。
手数料が安く、販売商品・サービスも多い。これにつきます。
とりあえず、どこにすればいいかわかんないというときはここで間違いないと思います。
2.楽天証券
私が投資を始めたときはそこまでおすすめされているイメージのなかった楽天証券。しかし、楽天カードとの相性もあり、最近伸びている感じですね。
というか、私楽天カードのヘビーユーザーなので、楽天証券に変えたほうがよいのでは???
ブログを書くとこのように自分で考えていなかったことも再発見できます。
今度検討してみよ。
とまあ、ほかにもいろんな証券会社いっぱいありますが、とりあえず最初に始めるのはこの2社で問題ないかなと思います。
やっていくうちに、IPO(新規上場)を狙いたいとか、情報の検索機能がもっと違った情報を見たいとか、一部の証券会社しか扱いのない銘柄を買いたいとかいった悩みがでてくるかもしれませんそうなったときに、改めて対面型がいいのか、ネット型でもほかの証券会社の方がいいのか考えたらよいと思います。
その他必要な物
では、証券会社も選んだし口座開設するぞという際に必要なものを紹介しておきます。まず、ネット証券の大半の企業はオンラインで口座開設が可能です。便利ですね。
口座開設で必要な物
・スマホ、パソコン:オンライン手続きなので、どちらかで行ってください。
・マイナンバー個人番号カード、もしくは、運転免許証などの身分証明書と、マイナンバー通知カード。こちらの画像データを送付します。
また、口座を開くときに重要なのが、自分で確定申告をし、税金を納めるかどうか。
日頃確定申告を行っているので、心配ないという方はよいのですが、大半の人は確定申告をやったことがなく税金関係が心配だと思います。
株は株価の上昇で利益が出たら、利益額の約20%が税金で引かれます。そういえば初めての情報ですが、大きいですよね、、、。ここら辺もうまく計算しないと手元に残るお金のイメージとずれてしまいます。
脱線しましたが、本来はこの20%を自分で申告して納めないといけません。
しかし、そんな面倒くさいことはしなくてもいいんです。というか、証券会社が代わりにやってくれます。
その方法が口座登録申込フォームに記入する際、「特定口座」の源泉徴収ありを選ぶこと。
これをしておくと税金の対応は証券会社がやってくれるようになりますので、自分で確定申告したくないという人は間違いなく「特定口座」の源泉徴収ありを選びましょう。
以上、口座開設について説明しました、以下にも詳しく説明してくれているので、参考にしてください。
実際に取引する際必要なもの
・スマホ、パソコン
取引はスマホで十分できるんですが、やっぱりパソコンの大きい画面で、いろんな銘柄比較しながらできるのがいいと思います。
・オンライン銀行口座
株の口座というのは銀行の口座を同じように、自分のお金をそこに入れておいて株を買うときはその口座から株を買うというような流れになります。
従って株の口座にお金を振り込まないといけないのですが、そのためには、オンライン銀行口座が必要になります。
銀行、ATMでも振込できるのですが、毎回面倒だと思うので、オンライン銀行口座を開設した方がよいと思います。
尚、対応している銀行口座は証券会社によって異なりますので、事前に自分の持っている銀行口座は対応可能か調べておいた方がよいでしょう。
まとめ
今回は私の経験で株に対する考えを述べました。おすすめしますし、みなさんに株をやってもらいたいとも思います。
ただ、株はギャンブル性があるのは間違いなく、間違った投資法をやっていると自分の資産を失うことになります。
ですので、すべての人が株自体で儲けられるとは限りませんが、株価の上下による利益だけでなく、知識としての幅も増えるので、株以外の本業などの成長としても生きてくるかもしれません。
投資は難しいと思うかもしれません。それはそうです。何をするにしても、自分が今まで触れていないことをすぐにできるわけではありません。
いきなり英語を話せますか?いきなりスポーツでプロになれますか?それと同じように株も触れていないと難しく感じるのは当たり前です。
まずは、少額からでいいので、初めてみませんか?
今回の記事を読んで株を始めたいと思っていた方の参考になれば幸いです。
一緒に株式投資をやってみましょう!
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