北国の街、盛岡は1時間ほども走れば、スキー場、温泉があちこちにある。車に乗ってから場所を決めたり。
3月上旬のある日、車にスキーを積んだ。11時過ぎ、ゆっくりの出発。
まず、ランチにサンドイッチとトンカツ弁当を買って行く。盛岡の北西の月が丘は、滝沢市に隣接している。街のあちこちから見える岩手山。
盛岡の老舗洋食店「むら八」で修業した方が店を開いた店。
上田の「むら八」に行った時、
「うちにいたスタッフが店を開いたので、よかったら行ってみてください」と聞き、気になっていた。
とんかつ&コーヒースタンド「SUEKI(すえき)」
サンドイッチと極ロースカツ弁当を注文すると隣の待合室へ案内された。
できたてを受け取り、スキー場へ向かった。
近づくほどに雪は深く。
街から1時間も走れば、大自然の真っただ中。
温泉やスキー場はあちこちにあり、車で走り出してから、どこにするか決めるのも楽しい。北国の街「盛岡」のいいところ。
今シーズン2度目の安比高原スキー場。
今シーズンは3月25日まで、平日限定、北東北3県の県民割で1日券が1980円! 春スキーまで伸びるらしい。広大な駐車場には思っていたより車が多かった。
スキーの最盛期はいつ頃だっただろう。映画「私をスキーに連れてって」は1980年代後半。長野オリンピックが1998年。バブルの頃だ。
あの頃、とにかく混んだ。スキーを肩に果てしなく広い駐車場を歩いたし、ゴンドラを20分以上待つ事も当たり前だった。まあ、それでもへっちゃらだった。街を走る車の殆どがスキーキャリイをのせていた。
しみじみと昔を思い出しながら、コンビニ珈琲とサンドイッチとトンカツ弁当でランチ。なかなか豪華になった。混雑していた頃、車の中でおにぎりを頬張る子供連れもいた。何せ、食べる場所も大賑わいだった。そうそう、並んでもよく食べた味噌ラーメン。美味しかった。
サンドイッチは、彩りのいい野菜もたっぷり。あっという間に完食。続いて「極ロースかつ弁当」。
魅惑の狐色!
サクサクの衣に包まれたトンカツ。肉、脂身も甘い。なるほど「極」と言う文字を使ったわけだ。噛むほどに美味しい。
ご飯もすすむ。
ひと休みしたが、満腹で苦労してスキー靴を履き、板を担いでセンターへ。肩に食い込む。こんなに重かったかな~
中に入ったら、へとへとだ。
チケット売り場で免許書を見せて一日券1980円!
この価格に少し元気回復。
実は、前回、土曜に来て対象外でガックリ。疲れが倍になったものだ。
ゴンドラへ。
少し並んではいるが、乗り場へは止まることなく進む。
左が自分のスキー。もう何年前に買ったのかも思い出せない。隣のスキーに目がいく。
山頂に着くと景色を見ながら入念にストレッチ。
センターゲレンデへ。最大斜度30度ほどで全長3.5キロぐらいだったと思う。昔は、仲間と一気に下りては繰り返し、リフトが終わるまで、コブ斜面で競うように格闘した。
景色を眺めつつ、何度も休む。どうもポジョンが怪しい~
まあ、のんびりいこう。
次はクワットに乗った。
一昨年、入院を経験した。今はバドミントンやスキーも復活。心地良い風を受けながら、当たり前の暮らしの大切さを思った。
滑るにつれて苦しくなる太腿。センターゲレンデを何度か滑り、スキーを脱いだ。
まだまだ雪はある。今年の目標の一つは、「北国の冬を楽しむ」なの
だが、春スキーも十分楽しめそうだ。
しかし、あの頃のスキーブームは、なんだったのだろう。これからもトレンドは移ろって行くのだろうか?
などと思いながらの帰り道。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?