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米反戦活動家レイチェル・コリーがパレスチナ、ガザで死んで18年/様々な追悼アクションが/ 彼女の残した言葉【ニュースアウトレットから】


Today 18 years ago, Rachel Corrie’s learning was cut short when she was crushed to death by an Israeli bulldozer while...

Posted by Jewish Voice for Peace on Wednesday, March 16, 2022

Jewish Voice for Peaceは、アメリカを拠点として反シオニズムを訴える親パレスチナのユダヤ人グループ。

アメリカ人の反戦活動家レイチェル・コリーがガザでの活動中、イスラエル軍のブルドーザーに立ちはだかってひかれて死んで今日3月16日(現地)で18年目。オンライン/オフライン、さまざまなサイトで追悼のアクションがありました。

反シオニズムを訴えるユダヤ人のグループが、故人の日記から一節を掲げてその意思を称えています。この自己訓誡のなかにintense tutelage とある。平たく言えば猛勉強、あるいは啓示にちかい激訓でしょうか。教師を否定して、当事者の心に触れるという欺瞞と矛盾を自覚し、地を這う辛苦の孤独と崇高を同時に味わう過程。そしてその先にpeopleがいる。

「わたしはいま学びはじめています。だからもっともっと勉強しなくては。あの馬鹿な連中に立ち向かう組織をつくって抵抗する人たちの力について。」レイチェル・コリー(1979 - 2003)

アメリカの教育学者なら「状況に埋め込まれた学習」とでも呼ぶでしょうが、かつてコリーの評伝を読んで、外交的な媒介者やロビーのスキルではない、すべてのソリダリティ・アクティビスト(絆を現場で創造する人)が轍として踏む学習経験のように思いました。それにしても若すぎた。

事故直後、コリーを救おうとする仲間たち。とはいえ、放心状態のようにも見えます。最後の言葉は「背骨が …」の一言だったと言われています。この三人のその後を知りたいと思い、記録を探しているところです。