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スタートアップが意識すべきMoat (堀)、投資家バフェットも意識してるビジネス視点だった

スタートアップでは「Moat (堀)を築け」と言われたりする。
起業家が使う言葉なので初めて聞く人は最近生まれたビジネス用語と考える人がいるかもしれないが、実は投資家のバフェットと盟友のマンガーがよく使うビジネス用語でその歴史は古かったりする。
彼らがどのようにMoatを表現するかというと、、、

<1995年 バークシャーの株主総会より>

(投資や事業において)最も大切なこと、私たちが常に探し続けているものは、"広く、長い期間続く堀(Moat)"と、それが守る"素晴らしい事業という城"、そしてその城を司る"誠実な城主"です。
本質的に、それがビジネスの全てです。

ではこのMoatとは具体的にどういったものか説明していこう。

●Moatとは? 

Moatとは競合優位性のことだ。
事業が競合に攻められた時にどれだけ事業を守ってくれるか、その防御力の事を指すことが多い。
事業(城)が競合に攻められないように参入障壁(掘)を作ることが必要で、継続性がある企業はMoatを持っていることになる。

<Moatの種類>
・ブランド
・ネットワーク効果
・囲い込み(スイッチングコスト)
・第一起想
・規模の経済(初期投資やCAPEXの大きさ)
・コスト優位性
・免許制・許可制・特許
・ユーザーへのアクセス/ディストリビーションチャネル
・卓越したオペレーション(オペレーショナルエクセレンス)
・テクノロジー優位性

企業によって持っているMoatの種類は違うが、各事業は利益が大きくなり継続性を持つようになる。

●Moatをもつ企業達

Moatをもつ企業をいくつか紹介。

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