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演劇部はお好き?

自分が高校生だった頃、正直 演劇部には変わった人しか入らないと思ってた。だから、演劇を観ることもなく、特にこれからも縁はないだろうと思ってた。

あの日、娘と劇団四季の『美女と野獣』を観るまでは。

「わたしもミュージカルやってみたい!」娘は県民ミュージカルや市民ミュージカルに参加。仲間が劇団員だったり、演劇部だったりで、自然と演劇を観る生活になっていった。

演劇、完全に食わず嫌いだった。

出会うきっかけをつくってくれた娘に感謝したい🙏演劇に対する気持ちが、今と昔では180度違う。

あのライブ感がたまらない。一度体験するとまたライブで絶対見たいと思ってしまう。同じ演目でも毎回違う。キャストが緊張している様子とか、汗をかいて熱演してるとこ、息づかい、セリフを少し噛んでしまったり、演者同士の目配せ、客のリアクション…もう二度と同じ状況はないという、演技がどんなに力強くても儚い芸術。

プロもアマもどちらも好き。みんなキラキラしてる。演劇は結構なんでもあり。歌、ダンス、音楽、笑い、涙… いろいろな構成演出があって、飽きることがない。ストーリー以外のことに感動することもしばしば。

今、娘は高校生。演劇部所属。このたび、地区大会、県大会を勝ち進み関東大会出場の切符を手にした。最優秀賞をとれば、全国大会進出だ!!

第59回関東高等学校演劇研究大会甲府会場

以下、審査結果と出場高校:演目
○⇒優秀賞 ◎⇒最優秀賞(全国大会進出)

【山梨県代表】
・北杜市立甲陵高校
   :イティテンディア(既成)
○山梨県立身延高校
   :私たちのショー・マスト・ゴー・ 
    オン(顧問・生徒創作)
・甲斐清和高校
   :☓☓◯(ふしぎ)の国のありす
    (生徒創作)
【東京都代表】
◎目黒日本大学中学校高等学校
   :ごめんね、ごめんで!
    (生徒・顧問創作)
・筑波大学附属駒場高校
   :デュフフ(生徒創作)
【千葉県代表】
・八千代松陰高校
   :結婚相談所員の手記(顧問創作)
○千葉県立松戸高校
   :私達の、小さな物語。(顧問創作)
【神奈川県代表】
○神奈川大学附属高校
   :ラフ・ライフ(既成)
・神奈川県立岸根高校
   :フツウの私とフツウじゃない
    私たち(顧問・生徒創作)
【茨城県代表】
・茨城県立水戸桜ノ牧高校
   :田中ストーリー(生徒創作)
○茨城県立下妻第一高校
   :TABOO(既成)
【静岡県代表】
・静岡県立富士高校
   :Goodbye,the earth(生徒創作)
・静岡県立韮山高校
   :逢課後。~ほうかご〜(生徒創作)

13校の演劇を2日間で上演。無料で誰でも観ることができた。私は、娘の高校を含め4校観劇。すごい!全国ってやっぱりレベル高いんだな〜💧残念ながら、うちは全国進出ならず(泣)

高校演劇は既成台本だけではなく、生徒創作のものもあって、完成度の高さに驚く!この大会では生徒創作は賞をとれなかったけど、若さならではの自由な発想で印象的だった。

とにかく、一度にこんなにたくさんの演劇を観ることができるのは演劇大会ならでは。充実した2日間だった✨


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