風土と処方
インドネシアのジャカルタに行ってきました。
お仕事でしたので観光などはしていないのですが、ごはん時には現地のローカル食を食べるチャンスがあります。
そこが唯一の楽しみであったりします。
さて、私にとっては今回が初めてのインドネシア入国でした。隣国のマレーシアやシンガポールは何度か行ったり、カリマンタン島と言うブルネイ、マレーシア、インドネシアの3カ国が入り混じった場所にも行った事はあるが、それとも違う。“ジャカルタ”はまた違った雰囲気であった。
① めっちゃ人が多い。
どこを向いても人、人、人!さすが世界人口第4位の国であると感じます。
(インド、アメリカ、中国の次)渋滞にも巻き込まれ、カオスを感じました。
② 東南アジアの熱気
シンガポールやマレーシアはキレイになり成熟を見せつつありますが、ここには独特の熱気がまだありました。私的には20年前のベトナムを思い出しました。
③ ムスリム色
シンガポールやマレーシアよりも濃厚に宗教色が出ていると感じました。
このような感じで、国毎に違った文化や雰囲気がある事を感じます。もちろん隣国である国々とは元々スンダランドと言われる大陸であったりするので、言葉や気温に近いものがあります。それぞれの国が成長していく過程で個性が出てきたのだと考えます。
話を“食事”に戻します。今回食べ歩いた中では、インドネシアの料理はハーブをうまくスパイス料理に入り交ぜていると感じました。
(私は料理のプロではないので検討違いの発言でしたらスミマセン。感じた事を書いているだけ。)
タイ料理のようなフレッシュなハーブ感。そして、マレーシア料理のようなスパイス使い。少しだけニョニャという中華とマレー料理のmixも入っている感じがある。
地域やフードに合わせ独特の進化を遂げていった結果であると考えます。
食が風土に合わせて変化・進化していくのだと。
さらに話をスキーワックスへ繋げます。
日本での雪質には、気候、標高、回りを取り巻く樹木、空気中に舞う花粉や黄砂、細かく言えば、氷の中にある藻類などの様々なファタクターが影響していきます。
それらが合わさって日本独特の雪質になると考えます。
良い悪いではなく、その土地独自の雪質というものが存在する。
海外でも同じ事が言えるだと考えます。
もちろん、雪は水が結晶化して出来たものには変わりなく、結晶構造や水分率などから分類する事は間違ってはいないと考えます。しかし、厳密にはその土地の風土が加わってくる。
ここは持論になりますが、その土地・風土に合わせ道具や文化は進化していきます。スキーワックスにおいても日本の気候や雪質に合わせ進化をしていった方がよりマッチした滑走感を得られるのだと考えます。
日々、日本での試験が実りますように。
今回はマニアックな話となり失礼しました。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?