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落語鑑賞メモ3

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2020年8月の記事一覧

三扇会

2020年8月29日 三扇会 (らくごカフェ)

玉川太福/曲師 玉川みね子 「久六とおしゃべり熊」
林家たけ平 「阿武松」
一龍齋貞寿 「夫婦餅」

 落語・講談・浪曲を一度に楽しめる会の第19回で、今回のテーマは相撲です。
 「久六とおしゃべり熊」の久六は元相撲取りです。
 「阿武松」はくすぐりたくさんでした。
 「夫婦餅」は大変な相撲好きのために店をつぶした男と横綱の梅ヶ谷が出てきますが、相

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立川笑二 月例独演会

2020年8月24日 立川笑二 月例独演会 (お江戸上野広小路亭)

 笑二さんの「弥次郎」の後半の舞台は沖縄です。
 「死神」はネタ下ろしで、新しい工夫がたくさん織り込まれていました。

渋谷らくご

2020年8月15日 渋谷らくご (ユーロライブ)

橘家文太 「転失気」
春風亭百栄 「ホームランの約束」
桂春蝶 「ニライカナイで逢いましょう~ひめゆり学徒隊秘抄録~」

 終戦記念日に、ネタ出しされていた「ニライカナイで逢いましょう~ひめゆり学徒隊秘抄録~」を初めて聴き、泣きました。

談吉百席

2020年8月8日 談吉百席 (池袋東口GEKIPA)

 隔月で行われる立川談吉さんの独演会の第38回です。
 演目は「牛ほめ」、「当たりの桃太郎」、仲入り、「万金丹」でした。
 談吉さん自作の「当たりの桃太郎」を聴くのは三回目ですが、演じ方を変化させているのか、新鮮で楽しかった。
 「万金丹」はネタ下ろしです。この噺は昔映像で観たような気もするが、生では初めて聴きました。

立川談幸 独演会

2020年8月4日 立川談幸 独演会 (道楽亭)

開口一番 立川幸吾 「道灌」
立川談幸 「化け物使い」
 仲入り
立川談幸 「鰻の幇間」

 これまで道楽亭では定期的に談幸一門会が開かれていましたが、今回は初めての独演会で二席を楽しみました。
 「鰻の幇間」は、省略されることも多い浴衣の客に道で会う前の、客をたずね回る場面も含めてたっぷりとでした。