morinousagi

カサンドラ症候群で苦しんでいる方へ届けたい言葉を綴っていきたいと思っています。

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最近の記事

カサンドラの妻たちへ⑤

久しぶりの更新です。 ①を書き初めた時からすると半年が経ちました。 このシリーズを始めるにあたり、 1.相手を包みこみ 2.許して行く  という絶対的な方向性を念頭に置き ここに綴る言葉は 「血の通ったものであることとする」 という条件の下で、はじめた検証でした。 その試みは、幾分か功を奏しているのではないかと感じています。 相手を許す、と決めて、これまでの様々な恨みつらみを手放したら、あれだけ悪化していた夫との関係が好転してきたと、感じています。 やはり、唯一の解決策は

    • カサンドラの妻たちへ④

      一度闇に堕ちると、よせばいいのに、日頃蓋をしているまだ癒えてない傷を、瘡蓋をめくるかのように、また開けてしまうのです… 謝らない相手、話し合いができない相手なので、新しい傷はどんどん増えても まだ癒えていない傷だらけなのです。 前にこんなエピソードがありました。 三女と2人で夫のかかりつけ医を受診したことがありました。 インフルエンザのワクチンを夫が予約してくれたからです。 そういう手間のかからないことは、よく気がつくし、よくやってくれるのです。 だから世間はとても良い

      • カサンドラの妻たちへ③

        2話目で既に書きたいことの本質を書き上げてしまった気がすることと 書いたことの効能として、思いっきり俯瞰の引き視野で過ごせたことで、状況が好転していたこともあり、書く意欲が消沈してしまっていました。 ですが、そう一筋縄で脱出できないのがこの病の辛いところな訳です。 好転していると思っていたのも束の間に、あっという間に急転直下するのです。 それでもわが家にしてはかなり長い間インターバルがあったと思います。 にも関わらず「金・金・金って、要らんことにばっかり使いやがって」と

        • カサンドラの妻たちへ②

          簡単ながらに私の状況を説明しておきたい。 カサンドラ症候群の私の夫は会社経営者。 このため回りからの理解を得にくい状況である。 夫婦としては今年で20年目に突入した。 よくよく考えれば以前(出逢った頃)からの予兆は沢山あったのだけども、そうとはわからずに、私は相手の良い面を見るようにして、悪い面は見ないようにしてきた。 その結果、積み重なってきた皺寄せが3年くらい前に発露するに至る。 いつも自分に自信を持っていて、押しが強い部分を、出会った当初は頼もしく映ったし、言葉足ら

        カサンドラの妻たちへ⑤

          カサンドラの妻達へ

           私はカサンドラ症候群である。 だけども大きな声でそう言うことは憚られる。 何故ならそれは「相手」をも地獄に突き落とすことになるからに他ならない。 「相手」というのは、カサンドラ症候群になっている元凶であり、その相手なしではカサンドラになり得ることがない人物のこと。 カサンドラ症候群になっている人を苦しめている相手は他でもない人生のパートナー、特に夫であることが多い。 相手が上司や親、妻である場合は夫を置き換えて読んでもらいたい。 ここではタイトルの性質上、相手が夫であ

          カサンドラの妻達へ