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2024年9月|平家琵琶で聞く平家物語|小さな演奏会・講座スケジュール


9月10日(火)「あのひとのうた|平家物語巻第十『横笛』」

【この演奏会について】
平家物語の中に登場するあの人の歌。場面を象徴する歌の部分を平家琵琶の伴奏で語る(歌う)小さな演奏会です。

【内容】
平家物語巻第十『横笛』より
「剃るまでは恨みしかども梓弓まことの道にいるぞうれしき」
「剃るとても何か恨みん梓弓引きとどむべき心ならねば」

【開催概要】
日程:2024年9月10日(火)
時間:10:40~11:00  開場10:30
※15分程の演奏会です
演目:平家物語巻第十「横笛」
タイプ:座って聞く
料金:無料
入庵料がかかります(町内110円、町外310円)
お申込み:不要(直接会場へお越しください)

【会場】
大磯町鴫立庵(大磯町指定有形文化財)
神奈川県中郡大磯町大磯1289
JR大磯駅より徒歩7分
https://www.nem-shiteikanri.jp/shisetsu/shigitatsuan/index.html


9月24日(火)「那智の沖にて|寝ながら聞く平家琵琶で聞く平家物語」

【この演奏会について】
寝ながら聞く平家琵琶で聞く平家物語は、寝ながら(横になりながら)平家琵琶の伴奏で『平家物語』を語る平曲をお聞きいただく演奏会です。日常を離れて、平家物語の世界に入ってみませんか?難しい言葉や音の響きで眠気を感じるかもしれませんが、そのまま眠ってしまっても構いません。平家琵琶の音色と語り手の声が舞台装置です。物語の風景は皆さんの心の中で創り上げてください。※2024年9月24日(火)開催の那智の沖にて|寝ながら聞く平家琵琶で聞く平家物語は「かながわ県民文化祭参加プログラム」です

【那智の沖にて】
平家物語巻第十「横笛」と「維盛入水」を語ります。それぞれの物語で描かれる現世の苦しみからの解放と精神的な昇華。時頼と横笛の物語は出家という形で精神的な成長と解放を遂げ、維盛は自らの命を終えることで、家族や仲間への未練を断ち切り、悟りへの道を選ぶことになります。

平家物語巻第十「横笛」
平維盛は都に残した家族への思いを胸に、葛藤しながら屋島から高野山へと向かいます。そこにはかつて愛した女性、横笛に想いを寄せながらも、家族の反対に遭い仏道へと進んだ滝口入道(斎藤滝口時頼)がいました。維盛の最期を見送る滝口入道が仏道に向かうきっかけとなった横笛との物語です。

平家物語巻第十「維盛入水」
熊野三山を参詣した平維盛達は、海へと進みます。入水を前に家族への思いに苛まれる維盛の様子を見た滝口入道は、涙をぬぐい平常心を装って維盛を説きます。未練を断ち切り、悟りの道を選ぶ維盛の最期が描かれます。

【現代語訳あらすじ全文】
「横笛」はこちら
https://morinorijapan.com/tale-of-the-heike/yokobue-nachinookinite
「維盛入水」はこちら
https://morinorijapan.com/tale-of-the-heike/koremorijusui-nachinookinite

【那智の沖にて】
特集ページ更新!平曲「維盛入水」後半、滝口入道の語りの音声を掲載しました
https://morinorijapan.com/nachinookinite

【開催概要】
日程:2024年9月24日(火)
時間:13:00~14:00  開場12:40
定員:6名
演目:平家物語巻第十「横笛」「維盛入水」
タイプ:寝ながら聞く(簡単な解説後、平家琵琶による演奏と語り)
※この会場では靴を脱いでお入りください。ヨガマットをご用意しています。
料金:2200円(税込)
お支払い:事前決済(予約サイトにてクレジットカード決済)
お申込み期限:2024年9月23日(月)
お申込みはこちら:https://select-type.com/ev/?ev=toxi6BQDJCE

【会場】
kt.Space
神奈川県横浜市 中区相生町1-15 第二東商ビルB1階
ブルーライン 関内駅 徒歩7分
みなとみらい線 日本大通り駅 徒歩5分
※大きい道路側 <ほっともっと> を正面にして左側に入口があります。
※細い路地にも入口がありますがそちらからは出入りできませんのでご注意ください。

9月27日(金) 朗読講座「木曽最期(前編)」

【この講座について】
鎌倉の学び処「鎌倉小町庵」で行う朗読講座です。平家物語を朗読しながら、平家琵琶の伴奏による語りを聞いていただく形式になっています(歌い方や演奏方法を教える講座ではありませんのでご了承ください)。物語が分からなくても、言葉が難しくても大丈夫です。ひらがなテキストでゆっくり進めていきます。

6・7月と鎌倉で小さな演奏会「木曽義仲は振り返る」を行っていまして平曲の『木曽最期』を語っているのですが時間が足りなくて。泣く泣く短縮しているので、朗読講座では前編・後編に分けて取り組みたいと思います。9月の講座は前編、巴が最後の一戦を見せてくれるところぐらいまででしょうか。10月の講座は後編、今井四郎兼平と二人になったところからを予定していますが、多少前後する場合もあります。何卒ご容赦ください。

【演目あらすじ】
平家物語巻第九「木曽最期」
追い詰められた木曽義仲。最後まで忠義を尽くす女武者・巴に、義仲は戦場からの離脱を促します。葛藤の末、巴は義仲との別れを決意し、最後の一戦に挑みました。その後、義仲の側にはただ一人今井四郎兼平が残ります。深い絆と交わした約束。義仲を粟津の松原へ向かわせた兼平は、義仲が自害するまでのわずかな時間を稼ぐため、ただ一騎敵に立ち向かうのでした。

木曽最期現代語訳あらすじ全文はこちら
https://morinorijapan.com/tale-of-the-heike/kisosaigo

【講座概要】
日程:2024年9月27日(金)
時間:10:00~11:30  開場9:40
定員:6名
演目:平家物語巻第九より「木曽最期」
前編(前半部分の朗読講座です)
タイプ:朗読+語り(みんなで朗読の後平家琵琶の演奏と語りを聞く)
料金:2200円(税込)
お支払い:事前決済(予約サイトにてクレジットカード決済)
お申込み期限:2024年9月25日(水)
お申込みはこちら:https://select-type.com/ev/?ev=WE-4GPoXJns

【会場】
鎌倉小町庵
神奈川県 鎌倉市小町2-6-16-2
JR横須賀線鎌倉駅西口より徒歩5分

鎌倉小町庵ウェブサイト
https://r.goope.jp/kamakurakomachi/
会場へのアクセス
https://r.goope.jp/kamakurakomachi/menu


さあ、平家物語の世界へご一緒に。
会場でお会いできるのを楽しみにしています。