見出し画像

JFDA理事会

先日、2019年度最後となる日本フライングディスク協会の理事会に出席してきました。普段は神戸にいる関係で他の理事の皆さんと顔を合わせる機会が無かったので、対面でコミュニケーションをとれたという点でも有意義な会合となりました。

今回のエントリーでは、先日の理事会で話し合われた内容の一部と、日本フライングディスク協会の理事会が持つ役割についてまとめていきます。

画像1

理事会では何が話し合われているのか

今回のような年度末に開催される理事会では、その年度の協会の事業・決算報告と、翌年度の事業計画・予算案の審議がメインとなります。これらに加えて、定款や規程(詳細は協会HP参照)において理事会に決定権限があるとされている議題が生じた場合には、その議題について審議と承認を行います。ちなみに、毎年度の事業報告・収支決算書は協会HPに掲載されています。この理事会で承認された2019年度の事業報告・収支決算書も6月に行われる社員総会の前には公開されるでしょう。

理事会の役割

理事会は、会長をはじめとする役員(理事)によって組織される会議体で、その職務は定款第28条において以下のように定義されています。

第 28 条 理事会は、次の職務を行う。
(1)この法人の業務執行の決定
(2)理事の職務の執行の監督
(3)会長、副会長、専務理事及び常務理事の選定及び解職

いわば、理事会は会員の代表者=理事が集まる会議であり、国で言うところの国会のような位置付けです。理事会の上には「社員総会」があります。社員総会はJFDA会員が集まる会議であり、理事会での決定事項は社員総会へ報告され、そこでの承認を経て最終決定がなされます。社員総会は毎年5~6月頃開催されており、出席することができない会員は議決権を第三者へ委任することとなっています。

200325_JFDA理事会-1

つまり、理事会の主な役割は、その下部組織である事務局や専門委員会が担う事業や決算が適切に行われていることを確認し、会員へ報告することであると言えます。もちろん、これ以外にも理事会に決定権限がある議題、例えば、会員制度の改定や競技会のスケジュールなど、会員への影響が大きい議題についての審議を行うこともあります。

なぜ理事をやっているのか

私は2019年5月から理事職を仰せつかっており、これまで周囲の人から「なぜ理事をやっているのか」「理事として何をしているのか」とよく尋ねられました。経緯を説明しだすととても長くなりそうですが、端的に言えば、協会経営が「自分の経験や知識を活かせるフィールド」だと感じたからです。

2019年当時、私は本職として地方公共団体の財政計画や公営企業の経営戦略の策定支援に携わっており、その経験や知識を協会経営に活用できるのではないかと考えていました。そして、思いついたアイデアについて当時の理事の方々と意見を交わしているうちに、理事として迎え入れていただくこととなりました。

競技の持続可能な発展には、中央競技団体である協会がしっかりした経営基盤を持っていることが必要不可欠です。そこに向けて私の経験や知識を活かせる機会を頂けたことはとても光栄なことだと思っています。また、理事という立場は会員の代表でもありますので、会員と協会の橋渡しになることも重要な職務です。こうして理事としての活動をnoteに書き溜めているのもその一環(のつもり)です。協会の経営基盤の構築と合わせて、会員と協会の橋渡しになれるよう努めていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?