酒蔵の伝統行事『呑切り』について
こんにちは!杜の蔵です。
今回は『呑切り(のみきり)』についてお話ししていきたいと思います。
呑切りとは
『呑切りとは?』と思った方が多いと思いますが、
酒蔵の伝統行事です。杜の蔵では毎年8月頃に行っています。
貯蔵しているタンクの吞み口を開封し、酒質をチェックします。
その後お酒の販売方法を考えたり、翌年以降のお酒造りの参考にします。
呑切りの由来
なぜ、『呑切り』という名前なのか。それはお酒の品質検査をするために
貯蔵タンクの吞み口を切るということから『呑切り』と呼ばれています。
蛇の目(じゃのめ)/唎猪口(ききちょこ)
呑切りを行う場合、『蛇の目』が使われます。
これは、唎き酒用に造られたおちょこです。
底に紺色の丸が描かれているのは、お酒の光沢感や透明感を
見えやすくするためです。
白色の横に紺色があることで、日本酒の色合いも確認しやすくなります。
丸く、高さのある形は香りを均一に上げるためです。
今年の呑切りの評価
杜の蔵では呑切りが8/5(土)に行われました!
呑切り全体の評価と、
来月発売の、『杜の蔵 純米吟醸ひやおろし』
『独楽蔵 特別純米二年目の秋』についてお伝えしていこうと思います。
全体の評価
今年のお酒の造りは、細かく調整を行った効果がハッキリと現れ、
全体に透明感が際立つお酒になりました。
昨年の秋のお米は硬い米質になり、良く言うと『きれいに』言い換えると『薄く』なりがちなのですが、出来上がったお酒に『薄い』という
印象のお酒は全くありませんでした。
コクや旨味が出てほしいお酒も透明感があり、
しっかりとした滑らかな口当たりのお酒に仕上がってました!
9/4(金)発売!『杜の蔵 純米吟醸 ひやおろし』の評価
9/1(金)発売!『独楽蔵 特別純米 二年目の秋』の評価
以上一部の今年の評価をご紹介させていただきました。
今年も美味しいお酒が出来上がっております♪
『杜の蔵 純米吟醸 ひやおろし』『独楽蔵 特別純米 二年目の秋』は
来月発売ですので、是非お試しください!
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