秋谷りんこさんの「ナースの卯月に視えるもの」を読んだ感想文ですニャ📚🐈
はい♪今日はタイトル通り、読書感想文ににゃっておりみゃす🐾
今しがた、読み終えたばかりで、感じたことを毎度の如く
ドヒャー―っと書かせて頂く所存ですニャ🌈
何分、人様の作品に対する感想をしっかり描く機会があまりにゃいので、
ちょっとしたネタバレがあったりと未熟ニャ点が多いかもですが、良ければ温かい目でのんびり眺めてやってくださいニャ🌸
それでは、参りますニャ📚
きっかけ
きっかけは、いつも仲良くして下さっているクルクル☆カッピーさんの記事でしたにゃ🌈
本の表面だけで五合も飲めちゃうって、どんにゃ本だろう?
((o(´∀`)o))ワクワク
とにゃったのが、最初のきっかけでしたにゃ🌸
その後、折角ニャので、原作者さんである秋谷りんこさんの記事にも
フラッといつもの通りお散歩させて頂き、noteの創作大賞で受賞された後
色々ニャ方々のサポートの末に本が完成したというお話を拝見しましたニャ
(#^^#)
実は、私自身、去年の今頃、自分の詩集を出そうと出版社に応募していた時期がありましたにゃ🐾
ま、結局は、出版だけでにゃく、その後の維持や売れなかった場合の破棄に関するお金で100万円はかかる、という事にニャり断念したのですけど🎈
それでも実際の編集者さんに直接会って貰えて、「猫としての生き様、視点が感じられる。今の人の世に必要な癒しの要素が感じられる」と総評して頂き、「すぐにでも出版したい」と言って貰えた事実は、とても光栄でしたにゃ🚢
そんにゃ自分の経験も相まって、しっかりと本を完成させられた秋谷さんの作品を直接、拝読したいという気持ちが強くニャりました🌟
また、私には妹のように仲の良い子が二人いるのですが、そのうちの一人が
おっかにゃびっくり看護師さんにゃのです🏥
今年、一年目で、彼女はオペ室担当らしく、ほんの少しですが
そんにゃ彼女の見ている世界を知りたい、少しでも寄り添いたい!
そんにゃ気持ちで、仕事帰りの電車でポチらせて頂きましたニャ🚃
季節から見る作品
さて、ココから、作品に対する感想を書かせて頂きますニャ🌸
冒頭にも述べました通り、若干のネタバレを含む可能性がありますにゃ🐾
ご了承の上、良ければ読み進めてみて下さいニャ🚢
まず、この作品は全部で6話のお話が描かれていますニャ📚
季節もその中で移ろい、
最初は春、次に梅雨、夏、10月、冬
そして春へと戻りますニャ🎐
この季節の移ろいと主人公を含む登場人物が各々に悩み考え、
時に別離し、想いを馳せ、成長して行くのですニャ🖊
一話ごとに、患者さんが現れて、各々に、完治の見込みがない
終わりを迎える者たち、そして、その終わりを意識した時に現れる
「思い残し」
普通の人には見えない、形なき想い。
その想いが見える主人公は、最初はその想いを晴らそうと
必死に励むのですニャ🚲
でも、その励み方は、どこか執着にも似ていた。
それは、彼女自身が抱える「思い残し」に起因していて🌊
でも、最終的には、自身の想いと向き合い、
より強い信念を抱いて、新しい春を迎える🌷
この、想いや信念が軸とニャって、物語が展開されていくので
とても読みやすいのですニャ(#^^#)
人間関係から見る作品
この物語には、師長さんや主任さん、先輩の看護師さんや、後輩の看護師さん、そしてヘルパーさんなど、共に働く多くの医療従事者さんが描かれていますニャ🌟
冒頭でも書いた通り、私には妹みたいに仲良くしてくれている子が二人いて、一人は高校の英語教師、もう一人が看護師さんニャのです👔
加えて、配信上でも看護師さんや介護士さんなど、沢山の医療従事者さんとお話させて頂く機会があり、勿論、職場でのお話こそ秘匿情報にゃのでオープンにはされませんが、睡眠時間やメンタルを削って、奔走しておられる方々を多く拝見していますニャ🚙
にゃので、特に仲良くして頂いている方には定期的に花テロ(写真で可愛いお花を予告にゃく唐突に投げつけるww)をしていて(笑)
と言って頂けたりしますにゃ(笑)
そんにゃ彼女たち・彼らを取り巻く世界を、この物語を通して
少しでも垣間見えることが出来てとても良かったですにゃ(*´ω`)
そんにゃ時に、ちゃんと原因を自分で考え、カンファレンスという
公の場で共有し、他の人が同じようにゃ事をしにゃいように喚起しつつ
それでいて、身の回りの人に宥めてもらえたり支えて貰えたり🌈
そういう触れ合いが心温まりますし、患者さんやそのご家族との間でトラブルが発生しそうににゃった時に、普段は温厚ニャ主任さんがバシッと動いて看護師さんを守ってくれたり、それでいて、ご家族にも寄り添ってくれる優しさを見せてくれたり
或いは、普段は厳しさマシマシにゃ師長さんが、患者さんに寄り添おうと全力で動く主人公を実は温かく見守っていて、最終話で患者さんの願いを聞き入れて、ソッと紅をつけてあげたり💄
そういうヒューマンドラマも、この物語の素晴らしさの一つだと感じますニャ📚
当たり前にゃんだけど、忘れがちにゃ事として
看護師さんも患者さんも、読んでいる私たちも
みんな、各々に人生にゃいし猫生がありますにゃ〇
学校に属したり、社会に出て会社に属したりすると
1クラスメイト、1社員
みたいにゃ扱い、それは言い方を変えれば、1つの駒のようにゃ扱いを受けることが多い気がしますニャ🎈
でも、各々に、喜怒哀楽があって、
無機質ニャ歯車の一つではにゃく
有機物として心を持った者たちが働いて生きている
お腹がくるしくても、心がズタボロでも
患者さんの前では笑顔であり続ける
いくら夏バテでも「自分が元気じゃないと
ちゃんとした看護が出来ない」と踏ん張る
そんにゃ彼女たちの姿は、お客さんの前で笑顔を作って
必死に働いている私達と同じで
そんにゃ彼女たちのお陰で、救われる想いが在る
そんにゃ事を感じさせてくれる表現が所々に見かけられて
職種は違うし、責任の重大さも違うかもしれにゃいけど
凄く共感していましたニャ(#^^#)
自分の経験から見た作品
読み終えて、早速私は口コミを描きましたニャ♪
もしかしたら栄えある第一号かも知れませんにゃ(笑)
ココにも記載していますし、チラチラお話もしている事にゃんですが🐾
私は、今でいう所の毒親サバイバー&ヤングケアラーでしたにゃ🚵
実の血のつながった親に自分の時間も肉体もお金も若さも
全てを搾取・監視され続け、口の中が切れていにゃい日がなかった時代が長く
それでいて唯一、家族として大切に思っていた祖父は3年間の闘病生活の末天国に還り、幼いころから病弱ニャ祖母は自分のお部屋に簡易トイレを設置しており、その独特にゃ匂いの中、食事をする
祖母のケアは母が主に担っていましたが、そんにゃ母のケアは私が主に担っていましたニャ🛏
父親は自称ウツで、祖母譲りの完璧主義さ故に、自分の思う位置に
カーテンが閉じられていなかったり、ソファーシートがかかっていなかったり、テーブルの位置が置かれていないと、それだけで母を痛めつけるので
母が痛めつけられる前に、父親が気付く前に、必死に直して回る
何かあれば、自分が代わりに痛めつけられる
それでも、「父親がそうなったのはお前のせいだ」と祖母には罵られ
父親は口を開けば「お前のせいで金がない。お前のせいで夢がつぶれた」
と怒号が飛び交う日々
祖父だけが、コッソリ家を抜け出させてくれて、ファミレスで「内緒だよ」といってパフェを食べさせてくれていて🍨
そんにゃ彼も、最初は心臓に病気が見つかり、バイパスを3本も繋げる手術を成功させ、病に打ち勝ったものの
次は、末期のガンが見つかり、「またお散歩しようね!」と言っていた
私との約束は叶わぬまま3年以上の闘病生活の末、還らぬ人となりました。
病を完治させることを勝敗として表現する場面が物語にはありましたが、祖父は何度も勝利していたのですにゃ🏅
それでも連戦連勝虚しく、空に還っていきましたにゃ🎐
物語にも登場する胃ろうもあけていたし、日に日に衰弱していく彼の手に触れて私が最期にかけられた言葉は「お疲れ様。良く頑張ったね」でしたにゃ🪶
かれこれ10年ほど経過しているハズにゃんですけどね、彼が還ってから
でも、今でもこの記事を書きにゃがら、また、本を拝読しにゃがら
号泣している訳にゃのです。。
今の私は、先述したようにゃ過酷ニャ状況からは脱しておりますニャ♪
にゃんせ、独りで屋号を掲げて必死に藻掻いているので、いつ生保のお世話ににゃるか、とドギマギしつつも、それでも生きたいように生き、創りたいものを創れていて、幸せですニャ(#^^#)
私の今のモットーは悔いの少にゃい猫生を送ること!!
にゃのです🌈
それでいて、祖父とのお散歩は毎月、月命日近くにニャると
独りでに行っておりますニャ(^^♪
ついでに、祖母の形見も持ってね🌷
祖母も口は悪かったですけど、笑顔は本当に天使のように可愛らしく
最後の最後にちゃんと和解したので(笑)
祖父母そろえて、よく三人でアチコチお散歩していますニャ🐾
にゃんか、自分のお話をすみませんm(__)m
でも、今回の物語には、こういう、おじいちゃん・おばあちゃん、或いは
DVという要素も散見されるのですニャ⌚
そして、最終話は、もう、本当に号泣しにゃがら読んだのですけど
改めて、悔いの少にゃい猫生を歩もうと心に誓う事が出来ましたニャ🌈
まとめ
はい、そんにゃ訳で、読み終わったばかりの
「ナースの卯月に視えるもの」の感想文でしたにゃ
1話あたり40ページ程にゃので、6話で240ページと、読みやすいページ数ですにゃ🌼
それでいて、柔らかい文体で描かれた表現は自分の心の内に、知らず知らずの内に閉じ込めていた経験や感情と
改めて一緒に向き合ってくれるようにゃ表現にゃのです(*´艸`*)
そして、そうした経験の末に必ず訪れる終わりを
笑顔で迎えられるように今を大切にすることの重要性を語ってくれる
素敵にゃ本でしたにゃ(*´ω`)
改めて、教えて下さったクルクル☆カッピーさんと
本を完成させて下さった秋谷りんこさん
そして4000文字を超える長文&未熟ニャ読書感想文を
最後まで読んで下さった貴方に感謝にゃのです💝🐈
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