ほどよい痛み。
ストレートバーベルの可愛いピアスが届き、意気揚々と付けてみる。
長さがギリギリだった。
ワンサイズ長いものを買えば良かった。
太さも選んだはずなのに、思ったよりも少し太くて左耳だけ入らない。
思いきって入れちゃう。
突き破る。
ちょっと痛い。
また、その痛みが丁度良い。
少しの痛みは、他を忘れられる。
と気づいた。
だから、リストカットとかするのかな?
(したことないし、する気もない。したいとも思わないけど。)
ふと思った。
ピアスを付けるまで、
食べすぎたからだろうか、胸が苦しくて。
喘息なのか動悸なのか、胃の問題か。
なんだか不調だったのに、少しの痛みを感じたら、それを忘れられた。
あ、こういうことか。
と、思ってしまった。
痛みでなくても、強い感覚があると、そちらに気をひかれるのだなぁ。
面白い。
ならば、
なんとでも、なるのでは?
今困っている事よりも、緊急性だったり強さだったり、影響力の大きな事柄が起これば、そちらの方に引っ張られて一旦忘れられるのだな。
忘れた後、どうなるんだろう。
結局、順々に解決していくとして、ただの後回し。
振り出しに戻る。
痛みも消えた頃、再び苦しさがやってきた。思った通りだ。
結局、振り出しに戻る。
痛みは、辛くもあり、少し寄り道休憩場所にもなる。
軽い痛みであれば、変換してほどよく心地良くもなる。(これは人による。)
なんでも、ほどほどが良いなぁ。
なんでも、感じ方だなぁ。
感じ方次第で、なんとでもなる。
痛いの嫌だけど。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?