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八重桜の塩漬けを作りました

 北関東の里山より、こんにちは。ご近所さんの敷地にある大きな八重桜が見事に咲いた先月のこと、許可を得て桜の花を分けていただきました。この花の塩漬けを作りたくて。

 塩漬けまでの工程をご紹介します。桜の精でも居るのでは?というほどに、どの工程でもふわっと良い香りがします。


つんだ桜はさっと水洗いをし…

水気をペーパータオルで除いて塩漬けに。(重石をして1日)

20%の塩で漬ける

塩漬けのあと、水気を絞って梅酢漬けに。(重石をして3日)

梅酢はひたひたくらい

陰干しすること3日間

干した桜と塩を交互にガラス瓶に入れて、保存完了。

 お塩の力で桜を封じ込め、時を経てお茶やお菓子となって再び花開きます。花には精霊が宿り、瓶の中にそのエネルギーが入っていると思います。

 最近の話ですが、noteで交流していた方が亡くなりました。末期癌でした。私の父も末期癌で亡くなり、最期は自宅でターミナルケアをして看取りました。

 父の最期を看ていたため、その方にもその日がくる事を予期していました。一つの命がこの世界から去ると、これまでとは別の世界だと感じます。そのくらい一人一人の命があって、一つの世界なのだという実感が芽生えました。  

 その方の魂は肉体を離れ、今は自由な風となり、持ち前の温かさとユーモアで、新たな世界を飛び回っていることと思います。永遠の命に氣付いている方でした。

 短い間でしたが、逢えて良かった。ありがとう。心よりご冥福をお祈り致します。



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