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きみのお金は誰のため

 こんばんは!(*'ω'*)森本輝線です。

 こちらでも桜が満開になりました🌸
桜の観光名所が多くいろんな場所に出向いて桜を眺めています。
心が穏やかになるのでオススメです!

 散歩していたら祭りの出店という物を久々に見たんですが今って500円玉握りしめてもほぼ何も買えないんですね…。

 ちょっとなんか買ったろって500円玉持って行ったら何も買えなかったので空しくなりました(´;ω;`)ウゥゥ

 皆さんはブルーシートとか広げてお花見しましたか?
この時期だけのイベントなので日本を楽しんでください。
ゲームは家でも海外でも出来ますがこの花見は出来ないので…。

 …空しくなったところで先程『出店の値段が上がって買えなくなった』ってことで今回はお金に関する著書をご紹介したいと思います('ω')

 老後の2000万円問題なんて言いますが今回は投資ではなく、そもそものお金に関する著書です。

 私はお金に関する知識を教わってきませんでした。
なのに私が数年前お金の勉強を自発的にするようになってから突然周りが私にマウントを取り出しました。

『いや知ってたんじゃん(#^ω^)』

 これは率直な感想です。
なんなら投資関係は親とかも見栄を張っているだけで知ってませんでした😥

 改めて今の時代は『個人の知識』が親世代よりも遥かに必要になっています。全く興味の無い方には第一歩目の勉強になる作品だと思いますので良かったら読んでみてください(*'ω'*)

それではご紹介します!

『きみのお金は誰のため』


著:田内 学
発行:2023年10月31日
値段:1500円+税
読みやすさ:★★★★★

オススメ度:★★★★★

↓URL

https://amzn.asia/d/6TGKMI4


・田内学とは

 2003年にゴールドマン・サックス証券会社に入社。16年間日本国債、円金利デリバティブ、長期為替などのトレーディングに従事。日本銀行による金利指標改革にも携わっていました。2019年に退職し、佐渡島庸平氏のもとで修業し、その後執筆活動を開始。現在は『お金のむこう研究所』代表。社会的金融教育家として学生・社会人向けにお金についての教育を行っている。


・概要

 基本的には本書は主要キャラクター3人による会話形式の物語です。
 屋敷に住んでいる謎の大金持ちのおじさんが男子学生と女性の銀行員に対して会話や時折問題を出しながら少しずつお金についての知識を深めていく構成になっています💰

 嫌われる勇気のような対話だけの内容ではないので1つの映画として読んでみても楽しめると思います。

 ラストは少し感動する話にもなっていますのでお金の導入を学びつつ映画を一本読んでみませんか?


・お金の仕組み

 このブログの内容としてはさらっと話すことにしようと思います。加えて登場人物3名を以下のように記載します。

①男子学生:佐久間優斗くん
②女性銀行員:七海さん
③富豪のおじさん:ボス


『そもそもお金はどういう風に動いているのか』

 このことに関してボスは優斗くんに対して様々な例を出して教えます。
最初は『家庭』におけるお金の流れをトランプを用いて説明しました。

 トランプ54枚に『佐久間ドル』と呼称をつけ、それを佐久間家の資金としてやりくりする、というものです。

 例えば父が優斗くんに家事のお手伝いを頼み、優斗くんがそれに応えた時、優斗くんにお礼として5佐久間ドルが支払われます。反対に毎日スマホやPCを使いたいのであれば毎日5佐久間ドルずつ優斗くんが父に支払わなければならない。

 しかしこの条件だと毎日1つのお手伝いをしても遊んだり物を買うことが困難になってしまいます。スマホを使うだけが生活じゃないですからね笑

 そこで『家事のお手伝い』から『家事担当』に役割を変更します。
 そうすると『掃除:10佐久間ドル』『料理:15佐久間ドル』といったように仕事は増え、優斗くんは収入を得て生活をすることが出来ます。

 ただ、優斗くんは多少裕福になりましたが『佐久間家』としての収入はどうなっているか?

 当然優斗くんがいくら頑張って稼いでも佐久間家の収入は増えません。所謂お小遣いを稼いでるだけですからね( ´艸`)

 そしてこれは佐久間家の話ではありますが、規模を広げると『国』の話になっていきます。

 ということは日本の中で日本人がいくら日本人に対しての商売をして稼いでも日本という国は本質的にはそれ以上豊かにはなりません(;^_^A

 そこで世界との取引(輸入・輸出)などが関わってきます。国によって当然『得意分野』があります。『服』『飲み物』『食べ物』『車』などなど、イメージが湧く物がそれぞれあると思いますがその得意分野を用いて国を豊かにしています。

 つまり優れていて売る物が多いほど国として儲けられるということです。

 『じゃあたくさん見つけて売りつけよう』

 そう考える人が出てくると思います。
そしてそれを生業にする人も多いでしょう。

 ただ国を豊かにする、と言いましたが本質はもう一つあります。本作ではこう述べられています。

『皆で共通のユーロを使うことで関わり、支え合って生きていく』

 少し飛ばしちゃいましたかね🤔

 それぞれの国のお金はそのままだと海外で使えませんよね?

 なので自国のお金を変換して海外で使用していると思います。ただ、そこにはお金の価値を決める基準が必要なので、それを定めることで国同士が取引出来るようになっている、ということです。

 優斗くんのご両親はトンカツ屋を経営しているのですが突然アメリカ人がご飯を食べた後にドル紙幣で支払ってきても困りますよね笑
 ということはこのお金の変換の本質は『支え合いの行為』ということです。

 そしてトンカツ屋を経営していてもお客さんが来なければ商売出来ませんし、お客さんも食べ物を食べなければ死んでしまいます(;''∀'')

 あ、外食じゃなくて自炊!とかいう話じゃないので勘違いしないでよねプンプン

 儲けだのなんだの言いますが本質は『お金を使うことで支え合うことが出来るようになっている』のが社会の仕組みというわけです🤔

 ここまで読んだ時ちなみに私は『本屋に行かずに海外のオンラインショップから本を買っていること』を後悔しました(´;ω;`)

 近所の小さな本屋とかで皆さん今も本を買ったり見に行ったりしてますか?まあ売ってない場合はしょうがないですし実際仕入れていない本屋が多いのも事実ですが最新刊は出来るだけ住んでいる地域で買って貢献したいと思いました。

 そういった気付きの積み重ねが今の堕落し続けている日本人に必要な感覚なんだと私は思っているので日々研鑽を続けていこうと思っています('ω')

 ただあくまでこれは現在の私の気付きでしかなく、5年後には違うことを言っている可能性もあるので何か気付いた方がいらっしゃったら逆に教えてくださいm(__)m

 裏金がどうだの最近ずーっと騒がれてもいますが正直私は今の日本が嫌いですし、これまで読んできた著書にある素敵な日本人がほとんど残っていないことに悲しみを覚えています。。。

 僻んで文句言ってるだけの人間に対して返ってくるものは地位と実績のある人間からのマウントしかありません。

 その形式が変わらないからいつまでも変わらないのかなとも思います。『40年近く日本は何も良い方向に変わっていない』と提言している動画もこの間見かけました笑

 流石に技術は進化していますが日本人として本当に大事なことはもう何かわからない国になったと私は思っています。

 そこを諦めて愛想を尽かしている金持ち、あるいは小金持ちの人間が税金対策で海外に移住して海外にお金を収めているわけですからね…。まあ破産してタイとかに逃げる人達もいるみたいですが笑

 堀江さんも『大谷翔平も、昔のレベルで日本が野球を盛り上げていたらアメリカに行く必要が無く日本の宝として重宝されていた』と話していました。

 結局海外にお金持ちが流れているってのはそういうことですよね。果たして本当に支え合うことが出来なくなっているんでしょうか。。。


・投資

 これを聞いて何を思い浮かべましたか?
きっと『NISA』『iDeCo』辺りでしょうか。

 まあ個人の老後問題という観点でいうと間違ってはいません。
 上手く運用して目標額まで稼いでください(*'ω'*)

 ただお金の流れの観点でいうと、そもそも投資は『その投資した事業を支えるためにする行為』です。

 『〇〇円稼いだ』だの『〇〇円損した』だのギャンブルみたいに話している人がたくさんいますがそもそも自分だけのために投資している時点で根っこがズレています。

 支え合いのためにする行為がいつの間にか投資家の損得だけの話になっているのが悲しくてしょうがないです。まあそれだけ一人一人に余裕が無く精一杯ということなんでしょうね🤔

 上手い話なんて無いのでそこだけは注意して取り組んでいきましょう
(* ̄0 ̄)/

 別にここではどんな銘柄を買うとかの話をするつもりはありません。そもそもそこに辿り着くまでの話ですので…。

 なので『株投資』ではなくシンプルに『投資』の意味について話していこうと思います。

 例えば『今日ご飯を食べること』は『明日の元気な自分への投資』です。
 作中では『直近で肉まんを買った』ことでそれが『未来への投資になる』とされています。

 これだけ聞くと『???』となる方もいらっしゃると思いますが『国民が何を好んでお金を消費しているか』ということです。

 優斗くんは肉まんを買いました。そして冬のコンビニのランキングでは上位に肉まんが位置しています。おそらくそこに皆お金を消費するだろうという統計のもと、企業の人間はコンビニにある肉まんの種類を増やしたり味を美味しくしていきます。

 インターネットが昔に比べて急激に伸びたのも皆が情報技術にお金を消費したり関心を高めていたからです。ポケットWi-fiとかsoftbank Airみたいな月額安めの簡易的な通信機器なんて昔はありませんでしたから。

 誰かが誰かのために作った物が国を豊かにしてきたことは事実で、そしてそれを投資家達が支えて発展させてきたことも事実です。ただ作中で『儲けの無い投資は罪』とまで述べられています。

 要は人間を無駄に働かせる事が間違っているということです。やらなくていい仕事をしたり、なんか無駄に立ち仕事だったり、やる仕事も無いのに無駄に職場に居させられたり…。

 お金に囚われすぎるとその辺が見えなくなってきて『いるだけでもらえるならええやん』という感覚が当たり前になってしまいます。

 勿論もらえるのは嬉しいですが私はそこに生まれてから今まで疑念を抱いてきました。ただ誰にも理解してもらえたことはないです笑

 本質を知った上で真摯に生きていきたいものですね🤔


・まとめ

お金とは

・あとがき

 最後まで読んで頂きありがとうございました。
『お金を増やす』ことに特化した方々もいらっしゃると思いますがどうしても数字が苦手で『株投資には手がつけられないぃぃぃ』という方や『そもそもお金に興味が無い』という方も中にはいらっしゃると思います。

 ただ定年まで働いているだけでは正直今の日本社会がガラッと変わらない限りは高収入の方以外は厳しいと思います。

 そんな方々に読みやすい本からお金のことに関して学んで頂ければと思い、こちらをご紹介させて頂きました。

 田内学さん、ありがとうございました。


・ex)忙しい人のための3分クッキング

たぶんこれで理解出来ます(適当)

なるほど🧐

 コンビニとかで30万使ったら死にますけどꉂ🤣

要は勉強です。

 最後まで読んで頂きありがとうございました😊
全くお金のことについて興味が無い方に良い刺激になればなと思います。

 正直投資の動画はめちゃくちゃ転がっていますが今の世の中では断片的に情報が転がっているので断片の美味しそうな部分だけかじっているとそのうち痛い目をみます。

 ただ少しでも情報を得ようとすることは大切なので興味を持った瞬間から一つずつ学んでいってください(о´∀`о)

 本書は『お金に興味が無い人』『浪費癖がある人』『これからお金を稼いでいきたい人』におすすめです。

 なんなら個人的には教科書にしてほしいとも思うくらいなので学生のうちに取り組むのもオススメです。

 大阪とかでは学生の頃からお金関係の授業もあるそうですね😳月曜から夜ふかしでそんなことを言ってました⸜( ᐛ )⸝

 生きるのが難しい今を精一杯生きていけるよう皆で支え合って生きていきましょう(*'ω'*)

それではまたお会いしましょう(*‘∀‘)

See you Next time…

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