見出し画像

「 感覚の羽根 」(詩と歌)


「 感覚の羽根 」

作詞作曲 morimori


カラダに四角い穴が空いて
はるか昔の羽だらけ
魚が空から落ちてきて
よだれを垂らして僕を見た

嬉しいなんて思ったとき
悲しいと思うことも
自分なのかもしれないし
またあの風を待とう

あなたの歌が溶けてきて
首筋辺りに流れ
星空たちから隠れては
歌えない歌を歌う


三角形を突きつけられて
「明日が欲しい」と突かれた
人工的につくられた
時間の上を歩いてる

嬉しいなんて思ったとき
悲しいと思うことも
自分なのかもしれないし
またあの風を待とう

あなたの歌が溶けてきて
胸もと辺りに流れ
思い出たちを指でなぞり
歌えない歌を歌う


カラダに空いた穴を隠して
歩き方すら忘れてる
蟻を殺したくないからさ
子供は一歩も外には出ない

嬉しいなんて思ったとき
悲しいと思うことも
自分なのかもしれないし
またあの風を待とう

あなたの歌が溶けてきて
四角い穴に流れ
感覚の羽根に触れたとき
それを喜びと呼ぼう


近づいて絡まって
引き裂いて傷ついて
謝って…
近づいて絡まって
引き裂いて傷ついて
謝って…


あなたの歌が溶けてきて
四角い穴にあふれ
感覚の羽根をひろげたら
またその羽で飛ぼう

待とう 飛ぼう 待とう 飛ぼう
待とう 飛ぼう 待とう

飛ぼう


またあの風を

待とう


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?