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【ミャンマークーデター】ミャンマーは珍しく雨。雨の日に願うこと。

今週は、土日から4月初旬にしては珍しく
雨が降りました。

普通だったら、この4月の雨は
パダウというミャンマーの桜が
咲くための恵みの雨でもあります。

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それから、40度の暑さが雨で緩和され
嬉しさもある雨ですが、

今週の雨は少し違いました。

先週末からの雨でミャンマー人が感じていたことを
そのまま言葉にしてもらったので紹介しますね。
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今日、ミャンマー各地で
雨が降ったようだ。

来週から、ミャンマーでは旧正月に入るが、

旧正月前に、いつも雨が降られ、

雨の後は、4月に咲く
黄色のお花が一斉に咲きだすのだ。

クーデターがなければ、今は全国でお正月を向かうイベントの
準備で賑わってるはず。

今は、毎日各地で葬儀が行われ、

国民は、悲しい現実と
向き合いながら、
日々を送っている。

また、ミャンマーでは、
タイとの国境地域で軍による
空爆が続いている。

その地域には多くの少数民族が住んでいる。

空爆で家が燃やされ、無差別に殺されている。

空爆から逃れようと住民約2万人が山岳部に避難している。

今朝、ミャンマー各地で雨が降ってるというニュースを見て、

私は、避難している少数民族のことが
心配で心配でたまらなかった。

屋根がない場所でどう過ごしているのだろうか、

雨のせいで寒くなっているじゃないのか、

地面が濡れて、火を起こすことはできないじゃないか、

子供たちやお年寄りたちの
体力は大丈夫だろうか、

食べ物や飲水はあるのだろうか、

色々な考えてしまい、落ち着かなかった。

ミャンマー全国でインターネットが遮断され、

記者が次々と拘束され、

今は、ほとんどの情報が流れてこない。

世界メディアで配信されているのは、
ほんの一部のニュース。

クーデター以降軍の弾圧によって、
約600名の市民が犠牲になった。

目を打たれて、見えなくなった人、

足に打たれて、切断された人、

親が殺害され、親を失った子供たち、

軍によって、市民の人生が壊されてしまった。

もうこれ以上、
国民の命が奪われてほしくない。

軍に国民の人生を
壊されてほしくない!!

国際社会から、
ミャンマー軍が行っている
侵害行動について、

もっともっと圧力を
かけてほしいと切に願うばかりです。

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以上、今回は、
ミャンマー人の願いについて
紹介させていただきました。

4月2日から光回線以外のwifiも遮断され、
これからさらに情報が少なくなると思われます。

国際社会からの
興味・関心が
なくなることがとても恐ろしいことです。

1日の中で、一瞬でも、
空爆の被害を受けた少数民族の方々、

弾圧によって負傷された方々、

家族を亡くし残された遺族の方々の

気持ちに思いを
向けていただけたら嬉しいです。

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