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すべてのパーティーに、持ち帰りの文化を

1週間まとめの記事にタイトルをつけるのが、毎度難しい。結果的に印象的だったことを選ぶのだが、それが一体どの日なのか、分かりづらい。

先週の日曜に参加したパーティーは終了する時、残ったご馳走をみんなが持ち帰る場面があった。美味しさもさることながら、そのシーンも印象的で、広まれ! の願いを込めてみた。


2月15日(木) 花粉症とインフル

月曜から体調が悪そうにしていたオット。もしかして、これが花粉症ってことかな?! と昨夜言いはじめた。

たしかに、頭も重いし、喉も痛くなる。鼻水も止まりません。花粉症未経験者が突如デビューした年は、そう思うのかもしれない。

そうだよそうだよ、君もようやく花粉症の辛さが分かるようになったか。多少ニヤニヤする気持ちを抑えて、アレグラのようなジェネリック薬を渡して寝る。

起きても良くなっていないらしい。熱を測っていないことが発覚して、測ってもらったら、普通に高熱だった。

先にそっちじゃね??心に宿るトータルテンボスを抑えて、病院行きを勧める。

インフルエンザだった。

しかも、発症してしばらく経過してるから土曜には外出OK、とタミフルを処方されずに帰ってきた。

加湿器をいつもよりも増し増しに炊いた部屋にこもってもらう。子どもがいると、カップルやDINKS時代のように優しくばかりはしていられないよね。うちだけ?

でも、昼も夜もおじやを作ってあげた。えらい。

今日も猛烈に仕事をして、保育園の保護者会も行って、ワンオペ家事育児をこなしました。えらい。

2月16日(金) 延長保育が好きすぎる

いつも通りのバタバタの朝。

今朝は炊き立てのご飯があったから、TKG。しらすとねぎ塩炒めを乗っけている。キャベツの塩麹漬けとすぐきの漬物。具をすべて息子に取られたみそ汁。


自分の身支度をしつつ、子どもたちを玄関へと向かわせると、2歳息子が砂糖をまぶしたグミのようなものを握っていることに気がついた。

口にも両手にも入っている。口もとはドロドロのヨダレなのか現物なのか分からない液体があふれているし、手はベタベタ。

色々とツッコミどころはあるが、とりあえず、保育園に向かうしかない! 数枚のウェットティッシュをポケットに突っ込んで、出発。

いつもはオットも一緒にお散歩がてら行くが、今日は私だけなので自転車でひとっ飛び。

到着して、ギュッと握りしめた拳をなんとか開かせて拭く。口もベーさせて、拭く。

その瞬間は、こんな忙しい時に〜の気持ちしかなかったけど、こうして書くと間抜けで笑える。

バイバイの時に5歳息子に「今日は延長保育だから、お迎え遅くなるよ」と伝えると、やったーー!! と大喜びしていた。保育園ラブなのよ。

ちょうど同じクラスのお友だちが、パパとの別れを惜しんでずっとハグして離れないタイミング。そのパパに「いいですねぇ、嬉しいんだ」と声をかけられて、何だかすみませんねぇと複雑な気持ちで仕事へ向かった。そんな1日の始まり。

2月17日(土) 年相応のふるまい

この週末も朝一番で皮膚科。5歳息子のイボとり治療。

先輩たちの話を聞くと、近頃は塗り薬でも取れるらしい。通院も嫌がる息子に液体窒素やるのも大変だし、塗り薬がいいな。そう思いつつ、3人の子を連れて大騒ぎしながらの治療だったため、言い出せずに終わってしまった。

お昼寝タイムだけオットに任せて、年相応のフォーマルなお出かけ服を買いに行く。

今さら何を? と我ながら思うが、それなりの時に着る服のレパートリーが少なすぎる。常に同じ一張羅を着ている。

お洒落な同僚に頼んで、一緒に新宿でお買い物。友だちと洋服の買い物だなんて、もしかしたら大学生ぶりかもしれない。普段の自分なら手に取らなそうな洋服を買えて、大満足で帰ってきた。

夜は、念のためオットだけお留守番で、近所のインド料理屋さんで友人家族とご飯。11歳娘を原宿に連れて行ってくれるという神対応すぎる休日を過ごしてきてくれたのだ。

娘の大好きなYouTuberが店頭に立つ、でおなじみのタピオカ屋「ベビタピ」に2時間半も並んだらしい。ディズニーじゃん。

ひとの子にそんなことしてくれる友人家族。神なのかな? 山ほど飲んで帰宅。今回も写真が1枚もない。

2月18日(日) 美味しいものだけの空間

午前中はこんな事件が起きる。

・皿が割れる
・すべてのおもちゃ箱がひっくり返される
・カード類も全部出てる
・AirPodsをポケットに入れたまま洗濯する
・電動自転車が壊れかける
・公園で2歳息子、流血
・全員砂まみれで帰宅(これは日常)

厄年かな?? 40歳なんだけどな?

夜は、大好きな今井真実さんの出版記念パーティー。

美味しいものしかない空間、幸せすぎた。

ものすごく美味しい野島商店さんのビリヤニと今井真実さんのローストビーフ
ものすごく美味しいカレーとラムのスープ(お代わりした)
あぁ、一緒に写真を撮っていただけばよかった


なんと、会場では酒徒さんとお話する幸運にも恵まれた。まさか、一緒に乾杯できるなんて。本当に素敵な方だった。

食べすぎて朦朧としながら、食事が残りそうだな? と心配していたら、ジップロックとビニール袋が配られた。

あっという間にすべての食材が消えて、狙っていた干し豆腐の前菜は瞬時に消えていた。

フードロス撲滅!! すべてのパーティーで、この仕組みが導入されてほしい。中国では「打包」といって、よくある光景らしい。みんな嬉しい。

帰宅後は、金継ぎをおもむろに始める。先日購入していた金継ぎセットの使い方動画を夕方に見て、イメージトレーニングはバッチリだった。どうしてもやりたかった。

すべてが揃っていて、良いセット。金継ぎするぞ! と貯めているお皿が大量にあるので、マスターになりたい。

こんな贅沢セットがわが家にある!

2月19日(月) しまコト同窓会

お昼は干物と昨日持って帰ってきたお惣菜、週末に作り置きしていた副菜を食す。

干物を毎月定期便で頼んでいる

学校から帰ってきた11歳娘は、あまりにダラダラと無の表情で動画を見ているので、最近私にドヤされがち。

「小学生なんて人生で一番時間があるよ。無駄にしていいの?」と、ついつい脅してしまう。だって、羨ましいじゃないか。あんなに無限に本や漫画を読み、気の済むまで外で遊び狂い、ゲームをひたすらやり、謎の料理を試せる時期なんて、そうない。

そんな話をしていたら、急にやる気を出して、分刻みの1日のスケジュールを書いたメモを誇らしげに見せてきた。

夜は昨年秋に参加していた「しまコトアカデミー」の報告会。受講生として、ソトコト編集長の指出さんとクロストークをした。

自分だけのことを考える時間を作るのは、いまの生活では難しい。参加して本当によかったなと思う。島根のことが大好きな知り合いが、たくさん増えたのも嬉しい。

指出さんの言葉選びは、どれも丁寧で優しくて、さすが編集のプロと感動してしまう。イベントに出ていて寝るのが遅くなったので、オットと娘が子どもたちを寝かせてくれた。

最近は2歳息子が寝る時に「ママがいーー」と泣くらしい。5歳息子が完全なるパパっ子だったので、新鮮。うれしい。

2月20日(火)  子どもの熱の正体

信じられないくらい暖かい1日。こんな日は、朝の保育園までの散歩も楽しい。

5歳息子が「梅の花だ〜」とはしゃいでいるのを見ると、季節を感じられるなんて、天才では? とまた親バカが発動してしまう。

昼はサバの干物で作った、竜田揚げ。すでに下味が付いているので、片栗粉をまぶして揚げ焼きするだけ。かんたん。

しじみの味噌汁はすぐできるのに、美味しい。最高。

夕方、2歳息子が発熱と保育園から連絡があった。家族の誰にもうつらなかったと安心していたインフル、うつったのか!? と焦る。

でも、本人はいたって元気で、家に帰っても熱はない。

単純に暖かすぎて、体に熱が溜まっただけと判断した。子どもには、よくこういうことがある。

2月21日(水) 消防車を呼ぶポスト

いつも11歳娘を迎えに来てくれる、同じマンションの男の子。中学はおそらく別々になりそうだけど、ずっと仲良しでいてほしい。

その子は一人っ子だから、うちの小さい弟たちが、その子の名前を呼んでまとわりつくのが嬉しいらしい。

急ぎで出さないといけない郵便物があったので、大騒ぎな家をオットに任せて、朝から近所の郵便ポストへ。

一緒に行きたい! と主張する5歳息子を連れて、お散歩。

無事にポストへ投函して帰る道すがら。息子は、街頭の消火器が気になる様子。

目黒区のホームページより

「これもポスト? あ、わかった! 火事がおきたときに、助けにきてください〜ってお手紙を出すやつだ」

と可愛すぎる答えを導き出していた。

寝る前は、家族みんなで「光る君へ」。あぁ、なんて最高なんだ。平安貴族の物語は、すべての少女漫画のルーツだからと解説している人のポストを見て、合点がいった。打毬シーンとか、部活でキュンキュンするやつじゃん。

感想絵をまとめているこの方の投稿を、毎度楽しみにしている。

年末に訪れた滋賀の石山寺は、さすがの解説。いろんなシーンに源氏物語を連想させるエピソードが織り交ぜられていて、すごい。

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