私の習い事遍歴
乃木坂・櫻坂・日向坂の坂道アイドルをゆるーく追っている私。音楽番組とかでよく出てくるのでグループとしては知ってたけど、そこから1人1人顔と名前が一致するくらいになったきっかけは、テレ東での日曜深夜の30分×3つのバラエティ。同年代の女の子たちがキャッキャしている番組ってあまりないから新鮮で、高校生のときから深夜まで作業するときにながら見してた。
それぞれYouTubeチャンネルを登録していて、新曲を欠かさず聴いているくらいのライトファン。頑張っていることが伝わるので、握手会の完売状況を見るのも好き。(ライブ・握手会・ミーグリなどは行ったことがなく、あくまで無料の範囲で楽しんでる。)
で、最近衝撃だったのが、「そこ曲がったら、櫻坂?」での「過去に習い事をしていたランキング」。メンバーの内訳はこんな感じだったのだが、1位で13個のれなぁに対して、他メンバーが「えー!多くない?」と、多すぎてありえないかのようなリアクションをしていたのだ。
私の習い事は、恐らくれなぁより多い。あれ、世間とのズレがある?と思うようになったため、まとめていきたい。
幼稚園 → 4個
●小学校受験のお教室(幼稚園)
その名の通り。母から聞くには結構優秀だったみたいで、無事合格。
●体操(幼稚園)
多分受験と体力向上のため? ただ、幼稚園のときには高い跳び箱を跳べたのに、小学校では4段が唯一跳べず、マンツーマンの居残り練習をさせられた。
●絵画(幼稚園)
好きなものを描かせてくれる先生で、想像力・創造力がついたと思う。毎週金曜日の教室のあとに、父と食べる回転寿司が楽しみだった。
●ピアノ(幼稚園〜大1)
幼稚園の必修のような感じから習い始めて、のだめカンタービレにハマったこともあってクラシックが好きになり、長々と大1まで続けてしまった。最終的なレパートリーは「悲愴」「月の光」「幻想即興曲」など。ただ、スピード感を持って弾くのが苦手で、聞ける音楽にはなっていないので、学校で習い事を聞かれたときにピアノ習ってるとは言ったことがなかったと思う。合唱の伴奏とかもしなかった。身になったかと言われると……。
小学校 → 9個(+1 引き続き)
引き続き→ピアノ(6年間)
部活 →音楽・パソコン
●進研ゼミ(小学校)
漫画と付録につられて、私たち世代はみんな一回はやってるはず。個人情報どうして漏れてたんだろう。私も三日坊主とおねだりを繰り返して、何回かやってた。継続期間は覚えてない。
●公文の英語(小5〜中1)
中学の予習として、プリントをひたすらに解きまくった。懐かしのE-pencilを使ってた。中学課程まで終わらせた。
●科学教室(小2〜小6)
アルコールランプとかガスバーナーとかを躊躇なく使えるくらいには科学の実験をしていた。夏には海や山で採集を行うようなキャンプがあって、新発見したことを先生と話すことが楽しかった。
●水泳(小1〜中1)
幼馴染と一緒にはじめた。水の事故とか考えると、4種目泳げることは大切だと思う。辞めた理由は、昇級方式の個人メドレー100mで2分が永遠に切れなかったことと、女の子の日が気になるようになったこと。
●テニス(小2〜小6)
家の近くにテニスコートがあったので、成り行きで始めた。体育の中で唯一人並み以上にできるのはテニスなので、身についてはいるけど、社会人になるとテニスをやる機会って全くない……気がしてしまう。
●チアダンス(小1〜小2)
幼稚園のときにポンポンを持って踊るのが好きで、その成り行きで習わせてくれたような気がしている。アクロバットはやってないんだけど、柔軟性が高まってダンスもできて、もう少しやっておけばよかったなぁと今更思う。
●バレエ(小3〜小6)
バレエかチアダンスかどちらか選んでと言われて、当時の私はバレエを選んだらしい。通った教室はすごくゆるくて、二つ結びで週1回楽しくやってた。でも、その弊害で身体は硬くなる一方だったし、バレエの楽しさまでは分からなかった。
●歌(小4〜小6)
これは自分からやりたいと言ったことを覚えてる唯一の習い事。ミュージカルもどきの発表会もさせてもらえたし、ミュージカル鑑賞・宝塚鑑賞という趣味もできたし、中学で合唱部に入るきっかけにもなった。周りの芸事を頑張る人が少し個性的だったので辞めたけど。
●書道(小2〜中2)
なんで習っていたかは忘れたけど、字は綺麗になったような気がする。書いている時間は好きだったのが、中学まで続けた証拠。
中学生 → 0個(+4 引き続き)
引き続き→ 公文の英語(〜中1)・水泳(〜中1)・書道(〜中2)・ピアノ(3年間)
部活 →合唱・文芸
高校生 → 1個(+1 引き続き)
引き続き→ピアノ(3年間)
部活 →演劇・茶道
●大学受験の塾(中3〜高3)
大学受験はしなかったが、もしものためにということで通わせてくれた。ただ、高校時代の大半を演劇部の活動に捧げてしまったので、身になったかと言われると微妙。受験という結果発表の場もなかったので。
大学生 → 1個(+1 引き続き)
引き続き→ピアノ(〜大1)
サークル→演劇・茶道・ボランティア
●茶道((高1)〜現在)
高校部活→大学部活→習い事、という流れで、現在は習い事として続けている。和の心が取り戻せて知識も必要で、私に欠けているものを教えてくれる茶道は、これから社会人になっても続けたい。
まとめ → 15個
勉強系×5
小学校受験のお教室(幼)
進研ゼミ(小)
公文の英語(小・中)
科学教室(小)
大学受験の塾(中・高)スポーツ系×3
体操(幼)
水泳(小・中)
テニス(小)ダンス系×2
チアダンス(小)
バレエ(小)アート系×3
絵画(幼)
ピアノ(幼・小・中・高・大)
歌(小)日本文化系×2
書道(小・中)
茶道(高・大〜)-----------------------------------------
[一応]部活とサークルのまとめ
音楽(小)
パソコン(小)
合唱(中)
文芸(中)
演劇(高・大)
茶道(高・大)
ボランティア(大)
予想通り、習い事を振り返る発端となった、れなぁよりも多くなった。
帰宅後が暇だった小学校のときに多くやらせてもらえたんだなぁと感謝の気持ちが募った。好奇心旺盛になるように育ててくれたんだなぁ。やりたいって思ったことを思う存分やらせてくれたことに感謝だし、お金のことが見えてきた今は余計に、だいぶ贅沢なことをさせてもらってたのだと身に沁みる。
中学は電車通学と部活が始まったことから少なくなり、高校でも部活中心になって減って、大学でもサークルがあるので減って、今に至ってる。部活・サークルと習い事は、ニアリーイコールなのだなとも思った。両方ともやりたくてはじめることだしね。
社会人になったらまた習い事をやりたくなるのかな、ただライフスタイルも仕事も色々あるから、小学校のときくらいたくさんの習い事は確実にできないな。
習い事でやったことは、趣味・特技として自信を持って言えるくらい身についていないといけないと思う。本来は。
だけど、今の私の特技は茶道くらいしかなくて、それもはじめて8年目になるのに、自信を持っては言えない。それに、年数でいうと一番長い16年間続けたピアノは、辞めてからは1回も弾いていなくて、趣味・特技なんて言えないレベル。身についていないから、続けさせてくれた両親に申し訳ない気持ちになる。
私の習い事は週1ばかりだけど、習い事の個数が少ない子は、それに週何回もかけるほど密度が濃かったような気もする。櫻坂メンバーだとダンスとか、お見立て会で披露できるような特技とか。部活だけで身についた子もいるのかなぁ。身につくまでのスピード、要領の良さと器用さ、1つのことに取り組む集中力、本当に羨ましい。熱しやすく冷めやすい私、広く浅くな私が嫌になる。
ただ、大学で「今から何するのー?」みたいに聞かれて「茶道に行く」と答えたら、「そういう続けてきた習い事みたいなのがあるの羨ましい」って言われたことがある。確かに、大学生になって、インカレのマネージャーみたいなぽやぽやしたサークルにも入れたはずなのに、私は演劇(趣味としては鑑賞)と茶道を続けた。年を重ねても趣味や特技にできることを大学まで続けられたっていうことは、自分の誇りなのかもしれない。
実はこれを書きはじめた理由は、今新たな趣味を見つけたい気持ちがあるから。
でも振り返ると、新しいことの前に、今までの習い事を突き詰めないともったいない、両親に対しても申し訳ない、という気持ちになる。そう考えてしまうこと自体にも、完璧主義な自分が透けて見えて、嫌になる。新しいもの好きで目移りしやすくて、すぐ考えが変わってしまって継続性がない自分がみじめ。
それに、もっと客観的に考えると、勉強(大学で学んだこと=就職でのスキルになる予定なので)もしないといけないし、趣味としてはもう少し茶道を頑張りたい気持ちもあり、プライベートのこととかも考えると、時間なくない?って思う。今から新しい趣味なんて、出来っこないような無謀なことだよね。
ただ、色んなことに興味がある自分に嘘はつけないし、新たなことに挑戦したい気持ちはある。それは、私の習い事遍歴を見ても明白。
理想の自分とやりたいことと、現在の時間のない現状がせめぎ合っていて、うーんと思うけど、上手くまとめるなら、一日一日を価値ある日にしていこうってことですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?