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ああ無常、ああ非情

 ある固有の人格が特定のカップルから生まれる確率は、医学的に単純計算しただけでも50〜80兆分の1と言われている。

 つまり、人間は誰でも特別稀有な存在なのだ。

 そしてもうひとつの真実は、その生命が一度限りであり、それぞれの生命は寿命の差はあれ、例外なく終わりを迎えるという事だ。

  比類なく貴重な生命は必ず死を迎える。

  生まれる確率が極めて低い生命は100パーセント死を迎える。ああ無常。
  そして、その死がいつ来るかは、誰にも分からない。ああ非情。

 


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