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メリケン粉
かつて日本人は明治時代にアメリカから輸入された小麦粉のことをメリケン粉と呼んでいました。
ネイティブは、AmericanのAを小さく,canのaは「あ」より「え」に近く発音するので日本人はAmericanを「メリケン」と発音していたのです。
僕の母も小麦粉のことをメリケン粉と呼んでいました。
明治昭和の日本人は、現代人よりネイティブに近い発音をしていたのです。
僕が初めて英語を習った昭和40年代には、pencilを「ペンソウ」、people を「ピーポウ」と教わりましたが現代の中高生でその様に発音をする生徒はほぼいません。
ネイティブの発音を知らなければネイティブの発音を聴き取ることは当然できませんし、ネイティブに通用するような発音をする事も出来ません。
正しい発音を教わっていない現代の日本人は英会話ができなくて当然なのです。
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