英文読み下しの技法-2 単文を関係代名詞で繋いだ複文
2、単文を関係代名詞で繋いだ複文
2つの単文を繋げる関係代名詞や関係副詞を代名詞、副詞として訳せば、複雑な構造の文も簡単に訳せ、意味内容も分かりやすくなります。
主格の関係代名詞は「それは(彼は、彼女は)」、目的格の関係代名詞は「それを(彼を、彼女を)」、所有格の関係代名詞は「その(彼の、彼女の)」と訳します。
例えば、
I know a boy who can play the flute well.
という文は、関係代名詞whoの後にすぐに助動詞が来ているので、この関係代名詞は主格であることがわかります。主格の関係代名詞の前にスラッシュを入れ、非制限用法にします。
I know a boy /who can play the flute well.
「私は一人の少年を知っている、彼はフルートを上手に吹けます。」と読みます。
He has a lot of friends whom he can trust.
という文は、目的格の関係代名詞の前にカンマを入れ、非制限用法にします。
He has a lot of friends/ whom he can trust.
「彼には沢山の友達がいる、彼らを彼は信頼する事ができる。」と読みます。
This is a pen whose color I like very much.
という文は、所有格の関係代名詞の前にスラッシュを入れて非制限用法にします。
This is a pen /whose color I like very much.
「これはペンです、その色を私はとても気に入ってます。」と読みます。
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