マガジンのカバー画像

読書記録

98
今まで読んだ本、おすすめしたい本の記録です
運営しているクリエイター

2024年8月の記事一覧

読書記録82 2024年8月の本まとめ

8月は、何があったか忙しかったのか、全然本を読めませんでした。 大学のPJ関係や修論調査で地方へ行っていて、月の1/3は旅行していたので仕方ないかも知れません。 読んだ本が少なかった分、感想の量は倍増です。 1.『映画を早送りで観る人たち』(2022)稲田豊史 Netflixで映画を倍速視聴している人がいることへの違和感から出発し、現代のコンテンツ消費について幅広く取り扱った本。話の展開にまとまりがないと言えばないのだが、その分色々な切り口でテーマを考えることができる。

読書記録81 2024年7月の本まとめ

修士論文の中間発表が終わり、ようやく夏休みに突入です。開放感! 7月はあまり本が読めませんでしたが、良い本に出会えました。 1.『月まで三キロ』(2018)伊与原新 「あの本、読みました?」の理系作家特集回でインタビューに答えていた作家の本。番組内で紹介があり、「月は地球からだんだん遠ざかっている」という話が神秘的に感じて読んでみた。6つの短編全て、地学や物理学などの知識がベースになっていて、家族などの人情が加わっているのでとても読みやすかった。全然知らないことばかりで