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読書記録

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今まで読んだ本、おすすめしたい本の記録です
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2021年8月の記事一覧

読書記録18『まちづくりの仕事ガイドブック』饗庭伸ほか -都市を学ぶ学生の将来とは‐

都市関係の本3冊目は、お仕事に関する本です。 この本では、まちづくりに関わる63つの仕事を分野ごとに見開きでまとめています。 その分野で新しく起業した人のインタビューも掲載しているため、仕事の様子が想像できます。 興味のあった仕事63つの仕事の中で「何でもノート」にメモしたものをまとめます。自分の興味の範囲が見えてきたらいいなと思います。 5つの分野ごとに紹介します。 ①コミュニティとともにプロジェクトを起こす ○エリアマネジメント 不動産やまちづくり会社で、一定

読書記録17『丹下健三と都市』豊川斎赫 -スターだらけの丹下研-

こんにちは、だるまです。夏休み都市関連の本2冊目!『丹下健三と都市』を読み終わりました。 丹下健三について夏休みに行く予定の展覧会の、予習を兼ねて。 丹下健三は大大大先輩であり、都市工学の創始者であり、「東京カテドラル聖マリア大聖堂」や「代々木体育館」、「東京都庁舎」などを手掛けた建築家です。 内容について肝心の内容ですが、だるまにとっては少し難しく把握しきれませんでした。 章立てはこちら 第一章 国土と風景 第二章 都市と祝祭 第三章 メタボリストの躍進 第四章 

読書記録16『お探し物は図書室まで』青山美智子

こんにちは、だるまです。2021年4月にフリーペーパー「LOVE書店!」で見かけた本屋大賞候補作『お探し物は図書室まで』を読みました。 結果は2位で、とても面白かったです。クジラも読んでみたいですね。 内容コミュニティハウスの一角にある図書室の司書さん・小町さゆり(ベイマックス級に大きな女性)と、レファレンスに来た人々の物語。レファレンスに来る人はそれぞれ悩みを抱えていて、小町さんの選書をきっかけに動き出す、ほっこりした本です。 なんだか見たことある設定のように思えるか

読書記録15『街並みの美学』芦原義信-学術書のよみ方-

こんにちは、だるまです。 都市関連の本1冊目!ようやく都市の本1冊目読了しました。これは、学術書なのか? 違うかもしれませんが勉強のために読んだので、まとめたいと思います。 今回読んだ本は『街並みの美学』芦原義信(1979)。 日本の都市を学ぶ入門書といえます。 といった内容です。 学術書をよむ本書は、学術的な関心から「街並み・景観」について引用元やエビデンス、筆者の意見をまとめた本なので、学術書と呼べそうです。 学術書は総じて「難しそう」「読み切れない」という印

読書記録番外編 -本の同窓会-子供の頃読んだ本

こんにちは、だるまです。ふと『都会のトム&ソーヤ』を思い出して感慨深くなった夏の夜です。 はじめに “エモい”本たち小さい頃読んだ本を思い出すと、幼き記憶が蘇ってきてEmotionalな気分になります。 今に劣らず図書館っ子だっただるまは、小さい頃はシリーズものを読むのが好きでした。 今思い出せる、好きだった本を紹介します。 小学生の頃、読んでいた本『名探偵』シリーズ 杉山亮 ミステリーや謎解きが好きで、名探偵シリーズは何度も読み返していました。 絵と文があり、絵に

読書記録14『世界はフムフムで満ちている』金井真紀 -思ったより世界は広い-

こんにちは、だるまです。レポートが終わり、夏休みを迎えました🌻めでたい!! はじめにさて、夏休み一発目の本はこちら。『世界はフムフムで満ちている』 88の職業にインタビューをし、それを見開き1ページにまとめエッセイぽくした本。イラストも描かれていて、ほっこりします。 こちらのnoteで紹介されていて、読みました! 職業のチョイスが良い将来なりたい職業ランキング圏外にありそうな、ニッチな職業がたくさん出てきます。 例えば、板金工、ヴィオラ奏者(ヴァイオリンでないところ