世界一美しいお墓 タージマハル
93. タージマハルとサリー
この世界一美しいお墓はすべて真っ白な大理石で造られている。そして表面には細かい彫刻が施され、貴石が埋め込まれている。彫刻の技術の高さに驚く。世界中から貴重な石が運び込まれ何万という人間が22年間働きこれを作った。ムガール帝国はこの建造によって国家が傾いてしまった。
ラマナンドさんに勧められてサリーを着ることにした。レンタル料は着付け込みで3500円ぐらいだった。着付けと言っても巻き付けたり折り目をつけたりして安全ピンでどんどん留めていくだけだ。真っ赤なサリーは真っ白なタージマハルに映える。タージマハル観光をする時は、白以外の綺麗な色の服を着てくるのがいいと思った。
【ビデオ】タージマハルの入口にて
日本人がサリーを着ているのが珍しいのだろう。一緒に写真を撮って、と5回も言われた。
白い大理石には、壁面に細かい彫刻が施されている。
【タイムラプス】タージマハルの中を歩く
94.アーグラ城
ムガール帝国の第3代皇帝アクバルによって1565年に築かれた赤いお城。
息子によってこの城に幽閉された第5代皇帝シャージャハンは、亡くなるまでの8年間ここからのタージマハルを毎日見つめ亡くなった愛妃を思っていたという。
城内のハーレムはそれぞれの部屋にひとりずつ女性が住んでいた。むやみに外出はできないので中央の広場でバザールを開く業者たちから様々な品物を買っていたとのこと。
【ビデオ】アーグラ城シャージャハン幽閉部屋
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