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ZOOMウェビナー『コロナ時代にどう仕事をつかまえていこう?』を開催しました。(ダイジェスト版の動画も公開します)

こんにちは、イラストレーターのコーディネートエージェンシーBUILDINGと、クリエイターの仕事とキャリアに関するあれやこれやを提供するCAT'S FOREHEADを主宰している森です。
5月3日(日)の15時に、TOKYO PiXELオーナーの大図まことさんと、ZOOMのウェビナー機能を利用して「コロナ時代にどう仕事をつかまえていこう?」と題した対談企画を開催しました。
これが告知文です↓

イラストレーターのコーディネートエージェンシーBUILDING代表の森が『商売が苦手なイラストレーターのための仕事のつかまえかた』をリリースしたことを記念して、蔵前にあるセレクトショップ&ギャラリーTOKYO PiXELで開催を予定していたトークイベントを、オンラインに場を移して開催します。
イラストレーターと深い関わりを持つBUILDINGとTOKYO PiXELのオーナー2人が、「コロナ禍の現在とこれからをどう考えて、どう行動していくのか」を話し合います。
登壇する2人ともZOOMのウェビナー(ウェブ・セミナー)機能を初めて使用しますので、当日は話しながらZOOMの操作にあたふたすることが予想されます。
お茶会のように緩やかに進行しようと考えておりますので、皆さんもZOOMウェビナーの参加や質疑応答の練習がてら、お気軽にご参加ください。

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大図さん

大図さんはクロスステッチのアーティストとしてユニークな作品を発表しながら、BIGなクライアントとのコラボレーションを次々と実現させつつ、麩菓子の『パンダのうんこ』をヒットさせたかと思えば、蔵前でギャラリー&Sショップ『TOKYO PiXEL』も運営するなど、もう何屋さんかわからないぐらいマルチに動いているバイタリティーのある人です。
ちなみに大図さんは僕が運営するグラフィックアーティストのコーディネートエージェンシーBUILDINGに所属してくださっている、というご縁です。
最近では大図さんのnoteの記事が人気ですよ。こんなに文才があったのね。

イベント開催の経緯

イベントのサブタイトルが「『商売が苦手なイラストレーターのための仕事のつかまえかた』出版記念お茶会」となっているように、当初は大図さんが「森さんの著書のリリース記念イベントをTOKYO PiXELでやりましょう」と声を掛けてくださっていたのが事の発端でした。

ご多分に漏れずコロナの影響でイベントは流れたのですが、日々大図さんと「コロナの影響やばいよね、どう乗り切っていこう?」というチャットを繰り返しているうちに、「とりあえずセミナーをオンラインでやってみよう」ということになりました。

とはいえ二人ともZOOMのウェビナーを開催したことがないため、「ZOOMの機能をちゃんと理解できていないので、当日も参加者の管理をしながらではあたふたして上手く話せないんじゃないの?」ということで参加費無料の「お茶会」ということにしました。

ということで「僕たちも参加される方もみんなでZOOMの練習をしよう」というエクスキューズを添えて恐る恐るSNSで告知をしたところ、4日間で約70名の参加登録がありました。
さすが、大図さん。インフルエンサーやなぁ。

ウェビナーをやってみて

いざ当日。
「無料開催だから参加率は半分くらいかな?」とぼんやり考えていたのですが、フタを開けたら9割以上の方が参加してくださいました。しかも中には北海道から沖縄まで、いや(コメントをもらっただけでも)ロサンゼルスとオランダ在住の方まで。

オンラインのポテンシャル、すげぇ。

ZOOMのウェビナーを開催するには月額5千円程度の費用が掛かるのですが、主催者としても「これから本格的にオンラインセミナーの開催を考えてもいいな」と実感できるイベントとなりました。
やってよかった。

当日のウェビナーはZOOMのサーバーで収録しておいたので、そのデータを元にダイジェスト版を編集しました。

元のコンテンツは1時間半もあったので、「尺を半分以下にしないと観る人が厳しいよな」と考えつつ編集をし始めたんですが、大図さんの話が面白くてタメになることばかりなので、20分しか削れませんでした。
ラジオのようにゆったりと聞き流してもらえればありがたいです。

大図さんの話は失敗談の笑いがありつつ、

・収益の柱は複数持っておいた方が良い
・悩んでいるより行動した方が良い
・キャリアがあって作品のストックを持っているならライセンスビジネスを始めた方が良い
・自分で仕事を創り出した方が良い

といった実践的なアドバイスが多く、コメント欄にも「ずっとメモを取りながら聞いていました」といった声がたくさん届いていましたね。

大図さんは休業要請でTOKYO PiXELが開店できない中でも、個展をオンラインで生配信するなどアイディアを出して実行しています。
お時間があれば、ぜひご覧ください!

僕からは今後のイラスト業界で起きそうな仮説を立てて、

・新規獲得のためにクラウドソーシングなどのオンラインサービスを活用するのもアリだけど、過当競争で単価はかなり下がるし、今後は無料でも受注して実績を作りたい人が出てくるかもしれない。だからそうしたサービスは集客のフロントエンド(新規獲得コスト)と割り切って、より付加価値の高い「収益のバックエンド」を用意しておかないと、キャリアを続けるのは厳しい。
・発注者はオンラインで数多くの候補イラストレーターを見つけられるようになったが、実際に発注をするまでの心理的ハードルは依然として大きいので、「発見から受注のラストワンマイル」を強化すべき。
・やっと受注した案件は発注者の期待を上回るサービスで納品までを終えて、がっちりとリピートを獲得できる「仕事力」を付けるべき

といった話をさせていただきました。
ただ、どの項目もしっかりと説明しようとするとそれぞれ1時間以上は掛かってしまいそうなので、トークの中では「そういったことに留意しましょう」といった程度で次の話題へと移りました。
またどこかでしっかりとレクチャーできる機会をつくりたいと思います。

ダイジェスト版の動画なのに1時間以上もあるのですが、最後に大図さんが最近よく言う「みんなで生き残りたいです!」という言葉に元気をもらった人も多かったのではないでしょうか。

ぜひ知恵を出し合って、みんなで生き残りましょう!

最後に

今回のトークに関連することでBUILDING/CAT'S FOREHEADが実践していることを、いくつかご紹介させていただきます。

〇「発注のラストワンマイル」でクリエイターの人柄やセンスをアピールして発注者の心理的ハードルを下げるために、イラストレーターのプレゼン動画やポートレートムービーを制作しています。

〇イラストレーターが「受注から納品までのスキル」をトレーニングできるよう、『ねこのGYM』を始めました。

『ねこのGYM』のことはまた別の記事で投稿したいと思います。

CAT'S FOREHEADでは今後もクリエイターの「仕事」と「キャリア」に関する動画コンテンツを配信していく予定ですので、ぜひSNSのフォローとチャンネル登録をお願いします!
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