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SNSごとでちがう、写真の好みについて考えてみる

表紙の写真は、インスタグラムやTikTokなどで好評を博している。インスタグラムではネコの後ろ姿が人気がある。私も後ろから見るネコのフォルムが大好きで、よく撮影するテーマで、この写真のように座っている後ろ姿がかわいいのだ。座っている状態から、箱座りをしてしまうと、ただの毛玉のようになってしまうので、ネコのかわいいフォルムをうまく撮影することができない。

あくまでも座っている状態で、顔は正面を向いていて、耳はイカ耳じゃないほうがのんびりした印象でかわいいのだ。

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こんな感じの後ろ姿も人気がある。でもこれはあくまでも子ネコだからこそかと。お腹もぽっこりしているし、大きすぎず小さいのがポイント。

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後ろ姿以外の人気ジャンルは、このお魚くわえたドラネコだ。日曜の夕方に放送されている国民的アニメの主題歌で歌われている、フレーズが印象的だけど、なかなか現代の日本では見ることがない瞬間である。そんなことから、あの瞬間が再現されていると人気が高いのだ。

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そしてtwitterはというと、あまりわからないのだ。
写真というよりも、ハッシュタグの方が重要な感じがする。この写真は、#失敗写真オブザイヤーというハッシュタグをつけて好評を博していた。


少し前は、#これでフォロワーさん増えました というハッシュタグが流行したので、使わせていただき、おかげさまでフォロワーさんが増えました。


などなど。SNSごとの好みというものがあるのかなあ。
インスタグラムはスマホで見ることが多いので、正方形にトリミングして、なるべく大きく見えるように心掛けている。
Twitterはハッシュタグでおもしろいものや、ネコの写真に使えそうなものを日々チェックして発信。写真の選び方はあまりないかなあ。

にゃんこ時計というものをTwitterでやっていて、最初はネコの向きなどで時間を告げる、アナログ時計タイプだったけれど、ネコの寝相などは結構同じあたりに曲がることが多く、写真で時間を告げるにはバリエーションが少なくなってしまい、現在は12時とか、2時とか切りのいい時間に合わせてにゃんこ時計として時報をネコ写真でお届けしている。
どちらかというと、継続は力なりかなあ。

あとは、このnoteである。昔はネコと旅のフォトエッセイをネコ雑誌や旅雑誌で連載していて、今はもう終了して何年も経過しているので、noteで文章を書くリハビリをしている。仕事の場合は文字数が決まっていたりして、どのように表現するかとか、文体を決めて書いていたので、それは楽しかったなあ。ネコ撮影の旅の楽しさと、旅の楽しさを伝えたいというのがあった。

そしてここまできてわかったことがある。

私はまだ全然わかっていないということ。

今話題のclubhouseは気になっているものの、スマホのシェアは圧倒的に多いアンドロイドではできないので、ただ待つのみ。

インスタグラムでは、ネコ撮影に行った際に、ライブ配信をしているけれど、撮影に行けないこの緊急事態宣言下においては、それすらできない。

youtubeでもライブ配信したいけれど、チャンネル登録者数が1000人を越えないと、スマホを使っての屋外でライブ配信ができないのだ。

youtubeチャンネル登録お願いします!

そこでいくと、clubhouseは音声のみなので、今こうしているようにPC前で1人で語れるというのがいいなあと思う次第である。聞きたいかは別として。
インスタグラムのライブ配信は自室でやると、なかなかやることがない。そもそも島を一緒に歩いているような感覚でやっているので、どうしようもないのだ。去年の緊急事態宣言の際に、プリントした写真をめくって話すということをしたけれど、目も当てられない状況だったなあ。

映像ありきのライブ配信だと、やはり音声のみは意味がないというのがポイント。オンラインでネコ写真を語ろうかと思ったけれど、そもそもネコ好きなフォロワーさんたちはそういうのを聞きたい、見たいじゃないんだよなあと思うのだ。

去年の緊急事態宣言から現在まで、予定されていたネコ写真展示イベントが中止になりまくり、なかなか見てもらったり、話をすることができないので、ほんの少しでも触れ合えればいいなあ。私は福岡在住なので、緊急事態宣言も1ヶ月以上続いている。島でのネコ撮影をメインとしているので、撮影にも行けない状況だ。

ネコ好きなフォロワーさんたちとつながりたいなあと思う今、SNSごとの好みを考えるということや、どのように発信していくかを考えつつ、新しい道を探していきたいなあ。

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果報は寝て待ってもやってこないのにゃん!

こんなご時世だからこそ、ネコの写真でみんなに笑顔を届けたいのだ!


撮影のご依頼、取材執筆、イベントオファー、写真集出版や、写真教室、オンライン写真教室などなど、ご連絡お待ちしてます!


猫写真家・森永健一公式サイト Feel So High! cats side.


ブライダルカメラマン&猫写真家のモリケンこと森永健一。 ネコ写真集「あきらめニャければうまくいく」(電波社)より発売中!エキサイトニュース、えんウチ、しらべぇにも取りあげられました。 東京カメラ部写真展4回入選。 ネコフォトエッセイも連載していました。