私とソフトテニス 中学部活編①

「#部活の思い出」への投稿として、今日からしばらく学生時代のソフトテニス部のことを振り返っていきたいと思います。

出会い

私とソフトテニスの出会いは中学時代、ソフトテニス部に入部したことから始まります。

小学生のころ、どちらかというと運動が苦手でクラブ活動も工作クラブに所属していたインドア派の私ですが、中学では何か運動系の部活に入りたいと思っていました。しかしサッカーや野球は経験者が多いし、バスケットボールは体力的にきつそうだし、と思っていたところに、放課後誰もいないテニスコートが目に入ってきました。

「テニス部、今日は休みなんだ!そんなにきつくなさそうだし、テニス部にしよう!」

こうしてソフトテニス部に入部することにしました。なんとも不純な動機です。

運動音痴ががんばったトレーニング

入部してすぐ、「そんなにきつくなさそう」というイメージは早くも崩れ去ることになりました。日々課される校舎回りを5周するサーキットトレーニング。1周して腕立て、2周して腹筋、3周してスクワット、4周してバディスクワット、毎日クタクタになりました。今思えば、当時学校内でもかなり厳しい部類に入る部活だったと思います。

すぐに辞めるという選択肢もあったと思います。まだソフトテニスの楽しさも知りません。ですが、入学から3か月はどこかしらの部活に所属していなければならないという謎ルールもあり、とりあえずソフトテニス部でがんばってみようと思いました。

すると、最初のうちは毎度周回遅れをくらっていたサーキットトレーニングも徐々に速くなり、気が付けばこちらが他の同級生に周回遅れをつけるぐらいまでになっていました。成長期のトレーニングは瞬く間に成果を表しますね。自分も運動できるようになってきてるじゃん!と前向きになってきていました。

そんな矢先、転機が訪れます。

間の悪い病欠、暗黒の一年

調子よく部活動に勤しんでいた私ですが、夏になる前のある日に体調を崩してしまいました。風邪をこじらせ気管支炎にまでなってしまい、一週間ほど学校を休んでしまいました。これだけであれば致し方のないことですが、間の悪いことに私が休んでいる期間中に夏の大会の一年生部門に出る選手を選ぶセレクションが行われたらしく、参加していない私は当然メンバーから漏れてしましました。部活に復帰するも体力は一気に落ちており、サーキットトレーニングではまた後ろの方の順位で走ることが増えました。

部内での競争に一気に出遅れた感。ここで私は一気に腐ってしまいます。

部活を辞めはしなかったものの、練習にも行ったり行かなかったりの状態。半ば幽霊部員のような状態が続き、当然ながら部内での番手も最下位。この時はソフトテニスを楽しいなんてこれっぽっちも思っていませんでした。部活を辞めなかったのも、なんとなく辞めたらカッコ悪いとか、どこにも所属してないことへの不安感とか、そういったものがあっただけのように思います。

こうして私のソフトテニス部1年目は、まったくソフトテニスを好きになることもないまま過ぎていくのでした。

2年目に続きます。

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