がんばり方、努力の方向性について考えよう

２ちゃんねるといえば、インターネットが世に広まり始めたころに一世を風靡した匿名掲示板サービスです。それを立ち上げたのがひろゆき氏。今はパリに移住し、本人曰く余生のような生活をしている、とのこと。そんなひろゆき氏の「1%の努力」とは何か。

１％の努力

2021年現在、メディアなどで見るひろゆき氏から得るイメージとして「論破」や「煽り」という言葉を想起する人も少なくないのではないでしょうか。ひろゆき氏はコンスタントにYouTubeでライブ配信を行っておられ、そこに寄せられた視聴者からの質問をバッサリ切るような返しをしたり、テレビでコメンテーターを務める際も他のコメンテーターの発言に対して独自の理論で切り返すさまを見たことがあると思います。

この本は、「レールを外れて生きてきた」ひろゆき氏の生き方・考え方についてまとめられた本です。本のかなり序盤でも触れられていますが、他者との関わりの中に違和感を感じたとき、「前提が違う」ことでインプットに変えることができると述べられています。

前提条件、優先順位、ニーズと価値、ポジション、努力、パターン化、余生についての7つのエピソードをもとに、「サボる才能」を磨き幸せの総量を増やすための考え方がまとめられたこの本。巻末には要約したまとめも付いています。

「努力」に迷った人は、ぜひご一読。