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終わりを見据えた行動

仕事でも映画の物語でも、何かが始まってから様々な過程を経て終わりを迎えます。
仕事においては問題が発生した時、その問題が解決されて関係者が満足した状態に持っていくことが求められます。

日々の仕事を理想に沿った行動になっているかを確認した上で、一つ一つの選択をしましょうという話です。

求めた終わりに向ってない行動は無駄になる

一つの問題に取り組む際に、問題解決のための行動を細分化していったとして、その細分化された上での一つ一つの行動が間違えていたり、非効率だったりすると、どれだけ頑張っていたとしても、それは無駄な労力と時間を消費していることになります。

だから、理想とする状態のために最適な行動をとるべきなのです。

時間や人は常に有限であって、
全ての問題に非効率な状態のまま行動を続けていると、いずれは限界を迎えます。

よって、気合いや根性に頼るだけでなく、冷静に最適な行動を分析して、その最適化された行動に対して最大の熱量で取り組むことで問題を解決することが必要となるのです。

また、最適な行動を選択するためにも、細分化されたそれぞれの行動の意義を把握していなければいけません。

人生の始まりと終わり

一人の人間に注目した時、
生命の誕生から死までを始まりから終わりと捉えることができます。

人生の場合、人それぞれが自由に生き方を選んで終わりに向かいます。
つまりは、進み方に絶対的な正解がなく、自分が納得できた状態で行動できればそれが正解になるのです。

「プロ野球選手になる」などの夢の実現に全てを捧げる場合は、野球がうまくなることと関連性のない行動が単なる時間の消費として終わります。
どれだけその行動に真剣に取り組んでいたとしても、夢が実現されなければ無駄な行動で終わるのです。

一方で「色々なものに触れて多くの体験をする」ことを理想としている場合、人生でやったことのない多種多様な行動や経験が全て自分の理想のための適切な行動になります。
むしろ、既に経験していることや何かを繰り返す行為が自分の理想を遠ざける行動になるのです。

問題発生と同時に解決した状態をイメージする

まずは、問題発生と同時にその問題が解消された状態を想像します。
お客様が水を欲しがっていて、水の売り場がわからなくて困っているとします。
この場合、お客様が水の売り場を把握したことで、水を買って手に入れている状態が理想です。

その理想状態をイメージできれば、理想を生み出す構成要素を整理します。
・水の売り場を教える
・水の値段を教える
・金銭の取引手続きを行い商品を提供する
など。

それぞれの要素と順序が整理された状態で目の前の行動を選択できれば、
途中で理想から逸れた事態が発生した場合にも、状況を把握して軌道修正することができるのです。

何かが始まったら着地点をイメージして、その着地までの順序を一つずつクリアしていくことで問題を解決し続けることが重要です。

それでは、

おまけ

最近は春の訪れを感じます。

理由はただ一つ。
花粉症と称される症状が自分の顔面に襲い掛かってきているから。
朝起きたら目は腫れてるし、鼻水も滝のようにでてくるし、喉もイガイガするし。

春夏秋冬の中で1,2を争うほど春が嫌いです。

そんな花粉症と戦う日々が始まって、ある学びがありました。

それは、広告によって自分の視野が極端に狭まっていたことです。
CMとかでは、花粉症には○○!みたいな謳い文句の薬が数個存在して、このシーズンになるとだいたい脳裏に焼き付いてきます。

それだけが脳内にあると、花粉症のためにはCMでみた薬を飲まないといけないと勝手に考えて、それを買います。
ただCMで流れる薬を飲んでも効果がなかった時、自分の選択肢にある薬すべてに効果がないと感じることとなり、現に私にはそのイメージが焼き付いていました。

ですが、実際には広告には出ないような鼻炎用の薬は多数存在するわけで、
普通に薬局で買えたり、ちゃんと診察してもらったら適切な薬を処方してもらえる訳です。

また、そもそも花粉症は一種に鼻炎な訳で、花粉症には○○!と謳われていなくても、鼻炎用の薬を飲んで症状が良くなることもあります。

そう考えると自分の視野には選択肢が数個しかないとしても、
実際には恐らく数十個の選択肢があっても、その他の選択肢に気づけない状態になっていました。

自分の選択肢を十分に持つためには情報の受け取り方に意識を向けた方がいいことを学びました。

またね。

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