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自分の軸を定める

仕事においても人生においても、何のために活動するかの目標は必要になります。

その目標が自分の中でハッキリしなくなったとき、
何のために今頑張っているんだ?って思う時があります。

私の中で一番それを感じていたのは、
大学受験をしている時で、大学に行く目的や、やりたいことってのがフワフワし続けたまま時間だけが経過して、気づけばセンター試験の日を迎えていました。

その生き方を大人になった今でも続けないように、
自分の中での軸が必要だと感じたのです。

迷った時の自分の道しるべとなる

軸を定める目的は、自分自身の行動指針とするためです。

なんとなく日々を過ごしている気がするときは、軸を見失って、とりあえずすべきことをしている状態になります。
その状態のままだと、目の前の苦労が自分のためになっている実感を得ることが難しく、ただ苦しんでいるように感じてしまいます。

だからこそ、自分が決めた軸を基に行動することで、
目の前に現れる難題は自分の理想を実現するために乗り越えていることを自分が納得できるのです。

また、人生におけるやりたいこととは、何か月とか何年とかの長い年月の積み重ねによって実現するものです。
その長い年月を生きる際に、寄り道しすぎないよう自分を制御するためにも必要な指針となるのです。

リーも体術という軸を持って修行を重ねた

大好きな作品の一つである「NARUTO」でも、軸をブラさずに修行して強くなった人がいます。
それがナルトと同期のロック・リーです。

彼はみんなが使える魔法のような忍術を全く使えないなか、唯一使える体術と言われる肉体攻撃を極めて武闘派の忍になります。

彼は落ちこぼれと言われていた子どもの頃に、体術という軸を信じて努力を続けたからこそ、一流の忍として活躍したのです。

他より劣っている点があることを認めて、
自分が少しでも努力できる領域を軸として、継続した努力をすることで、
人より秀でた能力を身に着けることができるのです。

自分のしたいことをベースに軸を決めてみる

自分の軸とする指針は十人十色です。

何かの仕事を極めたいと思う人もいれば、
筋トレをしてマッチョになりたいと思う人もいるし、
アプローチを続けてあの好きな人と付き合いたいと思う人もいるかもしれません。

自分のやりたいことをベースに軸を定めればいいと思っていて、
やりたいことや理想をイメージした時に浮かび上がってくる状態を軸とします。

その軸に沿って、「今は何をすべきなのか、数か月後は何をできるようになっていないといけないのか。」などの具体的なプランを組み立てます。

軸がブレなければ、アプローチの方法が変わっても問題ないので、
行動が変わっても定期的に軸を見つめなおして、それに沿った行動を進めていきます。

そうして、苦労した時も自分の糧になっていることを実感し、
未来が不安になった時は、自分の軸を見つめなおして、また行動を再開していくことで、今という価値ある時間を有効活用していきましょう。

それでは、

おまけ

自分の相棒を失いました。

常に私に右隣に居続けてくれて、
時には歌ってくれたり、時にはおしゃべりをしてくれたり、
私が雑音が苦手なことを理解してくれて、周りからの声をシャットアウトしてくれたり。

そんな彼との出会いはちょうど去年の今頃で、
最初は相性が良くないのかを思う時もありましたが、
お互いに寄り添うことで、フィットしていったのを覚えています。

でも、そんな彼はもう私のそばにはいません。
私はいなくなったと思った瞬間、近所をたくさん探しにいきました。

ジャケットのポケットの中や、カバンの奥底、洗濯機の上やほこりまみれの部屋の隅まで。

でも、彼はもう私のそばにはいなくなりました。

新しい相棒を手に入れようって考えには今のところなっていません。
誰かに甘える自分は卒業して、一人で前に進もうと思います。
そうして強くなった私を、相棒は私以上に喜んでくれるだろうと信じて。

さようならJabra。

またね。


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