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Be yourself〜立命の記憶I~⑰

◆第12章:タイ・バンコク着

落ち着かない私は、空港を出る時、残っていたドン札の残額を確認して、ビールを1本買って飲んだ。

(こういう時は、お酒を飲むに限るわ、やっぱ。)

タンソンニャット国際空港を出る時は、ゲートが急に変更になったけど、近くの日本人の人が教えてくれて超助かった。
日本人男性って、優しくて親切。紳士的な態度の人はとてもありがたい。

飛行機に無事に乗り、出発。

いやぁ、もうCloser聴いたらダメでしょ。勝手に盛り上がっちゃうから。
I can stopよ!止められるよ!終わった恋!今は懐かしいだけ!

さーて、ちょっと寝ますかね、1時間半くらいだもんね。
と、眠りについた。

・・・

目が覚めたら、倒したはずのシートが起き上がっている。

あれ?もうちょっと寝たいよ?と、飛行機のシートを倒そうとするも、後ろから押し返される。

ちょっとー、後ろの人、何なの?
と、もう一度倒すも、また押し返される。

「あー、Excuse me, can I down the saet? 」(すみません、シート倒していいですか?)
「No,うんたらかんたら・・・」

と言って、上のランプのところを指差した。
あ、着陸態勢入ってたのね・・・。
「ソーリー」って言って、背中真っ直ぐにした。

気合いの意味もあって。

ゴーッと、飛行機の着陸する音が聞こえる。
外を眺めると、半円状の屋根に目の荒い網をかぶせたような装飾の、スワンナプーム空港が見えた。

飛行機を早く降りたかった。

とにかく、はやる気持ちを抑えたかったのに、身体は、とっととボストンバッグを持って、走ろうとする。

さっき、ゲートの変更を教えてくれた男性にお礼も言わずに。

飛行機を降りると、前を歩いている人をかき分けて、小走りに走った。

荷物は、預けなかったから、今持っているものだけ。
パンパンのボストンバッグを、右肩に抱えて、私は走り出していた。

会ったら、何て言おうと思ってたんだっけ・・・
「来ちゃった♪」とか可愛く言おうと思ってたんだっけ・・・
それとも、顔を見たら泣いちゃいそうだと思ってたんだっけ・・・

とにかく、もう、ゲートの外に彼がいる。
そう思うと、足が止まらなかった。

私は、走った。彼の事を想いながら、ひたすら走った・・・

・・・
・・・
・・・
ハァ、ハァ・・・

遠いわー!!!!!スワンナプーム空港、広すぎー!!!!!

あー、もう疲れた。歩こう。
何をこう、ドラマチックで感傷的になっているのよ、私は。

ちょっと、色々妄想しすぎたのかな、広すぎるよ、この空港。
ずっと走るの無理だって。

はー、バカみたい。いや、でもちょっと急ぎたいのは本当。

よし、もうちょっと走ってみようかな、えいっ!
やっぱり・・・私・・・

走る・・走るよ!・・・

・・・・
・・・・

空港職員が英語で

「はい、ここでコレ書いてねー。」


入管で出す書類書けって・・・。

うーん、イチイチ足止めされるなぁ。

うん、やっぱりね、普通に行きましょう。アホな妄想してないで。

入管は相変わらず、長い列。一人通るのにチェックする項目が多いのか時間がかかる。

しかし、日本人多いなぁ。タイにヘンな遊び目的で来る日本人も多いって、Konamiさん言ってたもんなぁ。
タイの女性からは日本人モテるって言うもんなー、まぁお金持ちだからだよね。
あー、彼もモテるでしょうなー。日本に居るよりはずっと。つーか日本じゃちょっとー・・・

まぁ、いいや。今何時かな?

入管職員の先に見える時計を見た。14:45。
14:40に飛行機着くって言ったから、もう来てるかな。待ち合わせの場所に居るんだろうな。

そう思ったら、やっぱりちょっとドキドキしてしまった。

ゲートを出ると、意外とそんなに広くない通路。外側が工事中だからか。

やっぱり走って・・・
って、いや、人が多すぎて無理だわ!

いや、歩きますよ、歩きます。
ゲートの3番で待ち合わせよね。えーとここ5ね。
4・・・・見えた。
3・・・・あれだ!

そこには、たくさんの待ち合わせの人が居た。

その中で、通路の真ん中に、スーツの上着を脱いだスタイルのワイシャツ姿で、オシャレなメガネをかけた男性が。

彼だ。


あ・・・・えと・・・

「おぉ!」

あ・・・え・・と・・・

「あ・・お久しぶりです・・・」

「久しぶり。元気だった?」

「あ、・・うん。はい。」

あれ?あれ?うまく話せない。私ちょっと固まって無い?

「荷物持つよ」
「あ、ありがとう・・・。」
「あれ、荷物これだけ?」
「うん・・・」

って、荷物渡すも、足がよろけそうになる。

「いやー、すげー久しぶりだね、元気だった?」
「あ、・・はい。」
「とりあえず、タクシー呼ぶから待ってて。」
「うん・・。」

彼、何かカウンターの人と話してる。

「あ、タクシー乗る前に、俺、ちょっとたばこ吸ってっていい?」
「・・・うん。あれ?ニノたばこ吸うの?」
「うん、まぁね。」

うーん、何ていうか、こんなに思い通りにいかないとは。
会った時に話すセリフとか、考えてたし、なんなら会って泣いちゃうくらいの感動のシチュエーションあってもいいんじゃないの、と思ってたのに。
泣けないもんなんすね。

とはいえ、私、もう、なんだか、急に乙女になってしまった。
たばこを吸うのが恥ずかしくなるくらいに。

いや、ヘンな気を起こさないように、ええ、私たばこを吸う女ですよー、で幻滅してもらうくらいの気持ちもあったのに、彼もたばこ吸うのかよー。

ちょっと緊張で言動がおかしくなって、少し震えてたかも知れない。

でも、あまりにも、彼が普通で。まぁ、それが普通なんだけど。

私ばっかりすごくドキドキしてるのが急に恥ずかしくなってしまった。

平静を装ってるのは、たぶんバレバレ。
でも、普通の会話をしないと、と思っていたので、用意していたセリフを言った。

喫煙所で。

「いやー、でもホント久しぶりだね!あれ?あたしの好きだった真面目なニノはどこ??あれ??どこ?? あ、ここねー、変わりすぎてて分かんなかったわ、ハハハハ。」

セリフ棒読みすぎで、全くウケなかったです・・・。

なんだ、仕事用の服だからなのか、すごい真面目じゃん。変わんないじゃん。顔も。

私はどうなんだろう?最近食欲無くてちょっと痩せたけど、まだ産後1年半だからね。
デブはデブだよ。
がっかりしたかなぁ、いやそんな風には見えないけど、あまりにも態度が普通すぎて、拍子抜け・・・。

「てゆーか、たばこ吸うんだね。」
「うん、妊娠中とかは辞めてた時期もあったんだけど、結局辞められなくて。」

あーもう、そんなにたばこを吸う事を言わないでください、責めないでくださいー。
そんな女だと思わないでー。いやそうなんだけど、そんなに強調しなくてもいいじゃん!
あたしだって、辞めたいって思ってるよ!あんたもすーてるだろがー。

「俺、ちょっとタクシー呼んで来るから待ってて。」
「あ、うん。はい。」

たばこを吸いながら、なんか、カタカタ震えてる自分が居た。

なんだろう、これ緊張してるんだ、やっぱ。
全然、思ってる通りに話が出来る気がしない。いや、でもしなきゃ。

タクシーを呼んだ彼が私を呼びに来た。
荷物を持って、タクシーまで歩く。

トランクに荷物を入れて、私が右側、彼が左側から車に乗った。

何か、タイ語で運転手に説明する彼。
何言ってるか全然分かんないけど、なんでこの人こんなにカッコイイの・・・。この顔なのに・・・。

それにしても、全然普通だな、おい。絶対あたしの事好きじゃなかったでしょ。それ。

「いやー、それにしても、ホントに久しぶりだね。」
「そうだね・・・。」

ここで、私、大事な事言っておかなきゃと思って言った。

「あ、先に言っておくけどね。」
「ん?」
「最近気付いたんだけど、私、たぶんADHDなので・・、あ、ADHD知ってる?」
「あぁ、なんかで見たことあるよ。」
「まぁ、脳の構造が普通の人と違うようで、色んな症状があるんだけど、分かりやすく言うと、言葉の裏とかが理解出来ません。」
「言葉の裏?」
「まぁ、空気読めないとか、嘘も見抜けないし、言われた事をそのまま信じちゃうので。」
「ほお。」
「なので、私に嘘をつかないで欲しいんです。あとごまかさないとか。あ、あとね比喩が分からない。」
「比喩?」
それが、とか、あれが、とか例えられても何のことか分かりません。主語つけてください。」
「ふーん、分かった。」

はー、言えたぞ。これでちょっと誤解を解けるようになるかな。
あ、あとあれだ。頭バカになってるの、ってね。

「あ、あとね、なんか私、こっちに来るってなってからずっと頭おかしくなっちゃってて、なんかフワフワしているので、おかしな事言っても怒らないでね。悪気は無いの。」
「ふーん、分かった。」

その後、彼から切り出した。

「まぁ、ホント久しぶりだよね、何年ぶり?懐かしいよね。」
「20年ぶりだよね。」(資料作ってるくらいだから分かってるよ)
「他のみんなとか、どうしてる?会ってる?」
「いやー、6年前に真理子の家で4人で集まったくらいでそれからは全然」
「あ、坂本さんね、懐かしいなー、他に誰が居たっけ?」
「美鈴と野口ね。覚えてないの?」
「福永さんは、覚えてるよ。野口さんって誰だっけ?」
「野口覚えてないの?あたし達いつも4人でいたじゃん。」
「え、瀬口さんじゃなくて?俺、瀬口さんだったら分かるよ。」
「いや、瀬口さんじゃなくて。それ別な人だよ、あたしも覚えてるよ。」
「いやー、野口さんって誰だ?覚えてないな・・・。」

ここで、私、SNSのプロフィールで見た、高校中退の事を思い出した。

どんな理由?知ってるよ!私の事が好きだったからでしょう?追いかけて東京に来ようとしたのよね??さぁ言ってごらんなさい!!

「ねぇ、ニノって高校中退してるの?なんで?」
「え?何それ?俺ちゃんと卒業してるよ?」
「えぇぇぇぇぇ????そうなの????SNSのプロフィールにそう載ってたよ?」
「え、マジ?なんで?」

彼はスマホを取り出して、SNSをチェックした。
私は、身を乗り出して、彼のスマホを覗いた。

なんだ?話が全然違うぞ、何だこれ?

「うーん、スマホからじゃわかんねーなー。」
「PCから見るとそうなってるよ、私見たもん。」
「いや、俺ちゃんと卒業してるって。」
「あ、そうなんだー。なんか6年前に真理子たちと会った時に、ニノ中退したよって言ってたと思った。あたし、マジ?ってすごいビックリした記憶あって。」
「えぇ?俺3年まで同じクラスだったのに?俺、そんな影薄かったの?」
「あー、いやごめん、私の勘違いかも知れないけど。」
「いやー、俺居たよ。そんなに影薄かったんだとしたらショックだよー。」

ズルズルズルズルー、っと車のシートから滑り落ちるくらいの脱力・・・。

なんだー、やっぱあたしの妄想かよー。あー、すっごい思い込んでた。恥ずかしー・・・。

てゆーか、考えてみたら、彼、あたしの事好きでもなんでもなかったんじゃなかったっけ・・・。
あれ?どうだったっけ?もう忘れちゃった・・・。

「いやー、俺そんな影薄かったかー?すげーショックだよー・・・。」
「あ、いやごめんごめん、私の勘違いだと思うから。なんでそう思ったのかな、私。」

ここで、タイでは国王崩御の為、黒いリボンをつけるマナーがあるという話になった。

「そうだ、これ付けといて。」
「あ、これね、言ってたやつね。ちょうど良かった、あたしここ少し破けちゃっててー。」

と、ワンピースの右肩の紐が破けたのがちょうど隠せるから良いと思って、ホラちょうど隠せるでしょ?って見せただけなんだけど、

「自分で付けて。」

って・・・。グサっときた。
誰もあんたに付けて欲しいなんて言ってないだろーがー。
なんでそんなに冷たくされないといけないのよー。

普段から男性に冷たくされる事があまり無い私は、すっごい傷付いた。ましてやなんで昔好きだった人にそんな冷たい仕打ちをうけなきゃならんのよ・・・。泣きたい・・・。

あ、そうだ。私、恋心なんか抱いてる場合じゃなかった。大事な手紙届けに来たんだった、という事を思い出した。
急に頭を切り替えだした私。

「あ、そうそう、私、ある方から大事な手紙を預かって参りましたので。」
「え?誰から?」
「まぁ、それは後ほどゆっくりお話しますね。」
「気になるなー。」

ちょうどタクシーがホテルに着いた。
彼は荷物を持って来てくれて、フロントまで来てくれた。
ホテルにはチェックイン出来る時間だったから、フロントでバウチャーを見せた。

「うんたらかんたら、805」

OK,OK,805号室ね。そこだけは分かったよ。

その後、フロントの人が何か出せって言ってる。

え、何て?と彼のほうを見ると、

「デポジットを決済するから、クレジットカード出してくれって。」
「あぁ、はいはい、これどうぞ。」
「何か壊した時とかに使う保証金ね。チェックアウトの時に返金されるから」

私は、クレジットカードを出した。
あ、ホーチミンのホテルで言われてたのこれか・・・。今気付いた。

こいつバカだから、もういいよ、カード出せとかわかんねーよって言われてたのかも・・・。

「OK. Thank you.」(オーケー、ありがとう)

英語の発音だけはそれっぽい私。
こんだけだけど、精一杯英語出来ます的な自分を見せている。
くぅぅぅー、彼の前で私バカ丸出しー・・・。恥ずかしいよーぅ・・・。

荷物を持った私は、

「じゃ、荷物ちょっと置いてくるから。あ、お土産いつ渡そう?結構大きいよ。」
「あ、明日でもいいしいつでもいいから。」
「じゃ、とりあえず置いておくね。忘れないようにしなきゃ。」
「俺、外でたばこ吸って待ってるから。」
「分かったー。じゃ、後ほど。」

こうして、エレベーターで8階に上がって、805の部屋を開けた。

バンコクのスクンビットにある、アライズホテルは、単身者向けというかこじんまりとしたビジネスホテルだ。でも、内装がすっごくクールでラグジュアリー。

さすが、彼が教えてくれたホテルなだけあるね。

ホーチミンのホテル、何も考えないで予約したら窓の無い部屋だったし。まぁ考え事するにはちょうど良かったんだけど。

ワインレッドとグレーの、オシャレなシーツが、白いベッドに彩りを添えるように丁寧に置かれている。同色の正方形の枕が、きちんと揃えて斜めに立てかけられていて、美しい。

窓からは光が入り、明るくて開放的な部屋。

あ、いやいや、気持ちまで開放的になっちゃダメだって。忘れるな―私―。

さて、お土産は後でいいって事だったんで、持っていくものはー・・・資料だな。

あと彼へのメッセージも。
あとは、お財布、たばこー、スマホー、Wi-Fi―。えーと、大丈夫かな?

もう一回。

お財布―、たばこー、スマホ―、Wi-Fi―。資料の中にメッセージー。OK!

うーん、資料のせいでバッグがでかい。しかもこのバッグやなんだよーかわいくなくてー。

ま、しょうがない、これが海外旅行スタイルだ。ダサい女だと思われたらやだなぁ・・・。
ま、今日のお花柄のワンピースがかわいいから、いいよね!

で、バッグを斜めにかけて、そのまま、ホテルの部屋を出た私。

下に降りて、外に出る。左右をキョロキョロすると、右側から彼がやってきた。

「お待たせしましたー。」
と、私。

「じゃぁ、とりあえずビールでも飲みますか。この時間だとあんまやってる店少ないんだけど。」
「大丈夫だよ、ビール飲みたーい。」
「じゃ、すぐそこでいい?ホント他の店開いてなくて。」
「あ、全然大丈夫ですー。たばこ吸える?」
「吸える吸える。」
「良かったー。」

おぉ、ちょっとちゃんと友達同士な感じですな。
良い良い。この感じがちょうど良い。

で、店に着いた。近っ!徒歩30秒じゃん。

道路に面した奥行き6,7mくらいが、オープンテラスになっているカフェのような場所。
奥には店内もあるようだけど、テラスのほうが開放感があって良い。開放感が・・ね・・。

テラス席に向かい合わせで座って、まずはビールを頼んだ。
お客さん私達だけ。すぐにビールが来た。

「じゃ、まずはカンパーイ。」
「お久しぶりー。」
「で、竪山(たてやま)さん、今何やってんだっけ?仕事。」

あ、やっぱ旧姓で呼びますよね、呼び慣れてるもんね。
ちょっと下の名前で愛さんとか、愛ちゃんとか呼ばれたかった私。おバカだなぁ。

で、今、何やってるとか、仕事の内容とかの話。お互いに名刺を交換した。

名刺を2枚貰った。取締役やってるほうの名刺と、自分が代表取締役のほうの名刺。
くぅぅぅー、なんでこの顔なのに、こんなにカッコイイんだ~・・・。
名刺のデザインもオシャレだぞー。

で、名刺のデザインについて、とか、彼の自分の会社でやっている事について、など、色々話をした。
私は、相変わらず食欲が無い。何か食べる?って聞かれたけど、なんかずっと、食欲無くってー、気にしなくていいよ、と言った私。

「あ、そうだ、写真撮って真理子達に送るんだった。撮らせてー。」
「じゃぁ、お店の人に頼もうか。」

あ、自撮りじゃないのね。あんま近づくなって事?どんだけ嫌がってんの私の事・・・。

で、写真を撮ってもらって、高校の時の仲良しグループのLINEに送る。この為に事前に本日ご報告があります、と言っておいてグループ作っといたのだよ。
で、早速撮った写真と一緒にご報告を送った。
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本日、今私は、タイのバンコクに来ています。
会っている人はこの人。w
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みんな、やっぱり!とか、顔見てもピンと来ないとか、そんな感想。

あなた方、私が彼と一瞬付き合って、キスして振られたの知ってますよね。20年経つとこんなもんか・・・。

まぁ、こうしておいて、人に言えないような事はしないように、という私の予防策、予防策。

このように、このお店では、一通り、お互い、現在どんな事をしているか、とか当たり障りのない懐かしい友人同士の話をした。

ここは私の本題では無いんだけどね・・・。

続き→第13章すれ違いの原因(1)

サポート頂けるなんて、そんな素敵な事をしてくださるあなたに、 いつかお目にかかりたいという気持ちと共に、沢山のハグとキスを✨✨ 直接お会いした時に、魂の声もお伝えできるかも知れません♪ これからもよろしくお願いします!✨✨