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オブジェクト指向の具体的な事例

未経験からエンジニアになりたい人は、プログラミングから始める人が多いと思いますが、
エンジニアの仕事は、プログラミングだけではありません。そして、プログラミングだけでは、エンジニアになれません。同時にプログラミングが苦手でも、システム構成や開発の流れを理解するとエンジニアに近づきます!
今回は具体的なオブジェクト指向の色々について更に詳しく調べてみましょう!

オブジェクト指向とは

オブジェクト指向では、
・カプセル化
・クラスとインスタンス
・継承(インヘリタンス)
・ポリモルフィズム(多態性)
という言葉が出てきます。
この言葉の意味を理解しないとオブジェクト指向について行けません。

カプセル化

内部的なデータと手続きを隠ぺいして、必要なデータと手続きだけをインターフェースとして公開。
※カプセル化によりオブジェクトの独立性が高まる。
利用する側としては、必要なインターフェースのみを意識すればよい
構築する側としては、インターフェースを変更しない範囲で修正が自由に行える。

クラスとインスタンス

オブジェクト指向では、
クラスとして定義を行う。
インスタンスとは、クラスから生成した実体である

継承(インヘリタンス)

クラスにおいて定義されたデータと手続きを別のクラスで引き継ぐこと。
※この継承の活用により再利用性や生産性の向上が可能になる。
例えば、Webのシステムでは、ブラウザ判定を行うクラスを常に継承する事により、
非対応ブラウザむけの処理ロジック等をその都度作成する手間が無くなる。

ポリモルフィズム(多態性)

同じインターフェースに従ってオブジェクトを呼び出していても、オブジェクトの内容に違いで、振る舞いが変る事
※継承では、非対応ブラウザ向けの処理ロジック等を統一できた。
更に特定ページのみ”非対応”でも表示させたい等の場合は、メソッドをオーバライドし、特殊な動きをさせる事ができる。
※メソッド -- オブジェクトに対する操作にあたる。
※オーバライド -- スーパークラスで定義されたメソッドをサブクラスで再定義すること

まとめ

オブジェクト指向では、
・カプセル化
・クラスとインスタンス
・継承(インヘリタンス)
・ポリモルフィズム(多態性)
を理解する必要がある

最後に

未経験の皆さん、若手エンジニアの皆さん、勉強方法について悩みがあればなんでも気軽に質問して下さい!
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