#028 メンタルコーチングのイメージは?
外国ではスポーツ選手やスポーツチームにテクニカルなコーチと同様にメンタルコーチをつけていることが通例です。
一方の日本ではメンタルコーチをつけることにまだ抵抗があるようです。
それは、メンタル(心・精神)に関して公にしてはいけない、大きな声では話せない繊細な問題だ…という印象があるのでしょうか?(気合だ!とか?)
私が以前勤めていた会社では、うつ・心療内科に通っている・メンタルやられた…タブーで触れてはいけない腫れ物のような扱われ方でした。
そのため、メンタルの問題を抱えても会社や周囲に相談できずに自分一人で解決しようとする人が多くいましたし、通院していることを内緒にする人もいました。(そんな状況だから余計にメンタル不調という悪循環)
しかしながら、メンタルの不調は心の風邪と言われるように、特別なこととして隠すようなことではありません。
最近では、スポーツ界にも心の問題・ケアが必要な選手のカミングアウトが相次いでいます。(大坂なおみ選手や武尊選手など)
「やっとメンタルの大切さに門戸が広がった」そんな安心感を覚えました。
さて、メンタルコーチには2つの役割があります。
①のメンタルのケアについては、医療行為や投薬は不可能ですので通院が必要な方はそちらをお勧めします。
ただ、それ以外の日常のメンタルケアはコーチングで可能だと考えています。
②の目標達成のサポートをすることがコーチの最大の役割です。
目標設定やセルフイメージの特定などを行い目標達成を目指します。
(ここには書ききれませんが、基本は対話です)
そして同時に人間力の向上も望めるのが大きな利点です。
スポーツ選手には選手生命があります。
選手を引退したあとのセカンドキャリアの問題を抱える選手も多くいらっしゃいます。
人間力を上げることで、第二の人生もスムーズに歩めることでしょう。
目先の勝敗だけではなく、その先の成長や人生を見据えたコーチングを行うことが皆さんに対しての責任だと考えています。
ぜひコーチングに興味を持っていただきたいです。
体験コーチングもご用意していますし、お問い合わせも随時お待ちしています。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
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