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『メタバースは電気羊の夢を見る場所になるか?』~Google AIまかせのWeb3ニュース 2022.4.12【学習】

今日は「メタバースは電気羊の夢を見る場所になるか?」に注目!
・テック哲学者「メタバースで起きることは現実と捉えるべきだ」
・Decentralandファッションウィーク、アバターを着飾るには「順序が逆」
・「メタバースは僕らの欲望や希望」細田守監督

後半
・イーロン・マスク氏Twitter社取締役を辞退
・NHK、「メタバース」か「メタヴァース」かに決着
・HEXA公認エージェント制度、NFT提案に
・Axieハッキング事件の分析特集


おつかれさまです。モリプトタツヤです。

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■トップニュース

現在、人は認知作業の多くをコンピュータにアウトソースするようになっている。

スマホは電話番号を覚え、目的地にたどり着く助けになる。また、人間の脳波をコンピュータで分析し、動作に変換をするブレイン・コンピュータ・インターフェース(BCI)は聴力を上げ、パーキンソン病を改善できる。

だがユビキタスな技術に依存度を深めるなか、私たちの脳は外部デバイスに動かされ、その情報を処理する「エクソコーテクス」(外部脳)は、大手テック企業にますますコントロールされるようになっているとチャーマーズは言う。

↑外部デバイスに記憶されている情報も
「自分の記憶」だし、ネット上での発言も
実在します。

「仮想現実」という呼び方もニュアンスが変わり、
「現実」こそが本物であってVRは「仮想・偽物」
という感覚は誤り
だと強く感じます。

直接顔を合わせることに価値があり、
リモート会議は偽物だという感覚も
古いし間違っている
と強く感じます。

直接顔を合わせると
リモート会議では生まれない
新たな価値が生まれる?
そんなわけない。
目的や相手に依ります。


↑昔グリーやモバゲーが流行った頃
「アバター」は本当に盛り上がっていました。

平面のデザインでほぼ動きもないものなのに
脳内では超豪華な衣装だと認識していました。

大金をつぎ込み豪華な衣装に身を包む人に
ユーザーは本気で憧れを抱いていました。

ゲームガチ勢の重課金者はアバターも豪華。
ゲーム内での高戦力と活躍も相まって
中心人物のオーラにふさわしい衣装でした。

このディセントラランドでのファッションショー
も、発表される有名ブランドの衣装を今
大金を出して買う人は大勢いるとは思います。

ですが、問題は
まだメタバース上には日常がないこと。
着飾る理由がないのです。

今買う人は
メタバース上で見せるのではなく
既存のSNSなどで見せるために買う。
メタバースにコミットしている姿勢を
現実世界のコミュニティに向けて。

ファッション・ウイーク終了後も建物はそのままなので、今も会場を訪れることができるが正直、閑古鳥が鳴いている。

↑今のメタバース、
表現技術が追い付いていない
ことも気になりますが、一番の違和感は
順序が逆」だと感じる点です。

土地が売られ、豪華なアバターが作られる。
けれど行く目的がないのです。

グリーやモバゲーはゲームを楽しむことが
主目的で、同じ目的の人が大勢集まり、
ゲームギルドとして仲間が生まれます。
その仲間内の中でのアイデンティティ表現
として
アバターを豪華にしたい欲
が生まれます。

メタバース自体が盛り上がっていく中で
自然と着飾りたい、自分らしい服を着たい
という欲が生まれていくのが正の循環。
先にアバターや土地が売買されるのは
動機が不純
というか
順序が逆」だと感じるのです。


「劇場版デジモンアドベンチャー」(1999年)、「サマーウォーズ」(2009年)、「竜とそばかすの姫」(21年)と、細田監督は定期的にネットの世界を描いてきた。「メタバースという言葉も知らずに、20年前から仮想空間と人々の意識の変化をアニメにしてきた者としては、メタバースは急に注目されたものではなく、ずっと僕らが求めてきた欲望や希望、需要だと思う」と話す。

↑メタバースのイメージ、
細田監督の作品のイメージで理解している
人も多そうな気がします。
3D CGを動かすかどうかはともかく、
無限の別世界感覚は多くの人が持っていた
と思います。それがようやく「実在」できる
日が近づいてきました。

「どうせやるならもっとワクワクさせなきゃダメだと思う。人を引きつける魅力を開拓できれば、覇権を握ることができるかもしれない」。

一方で「メタバースが世の中にどんな利点をもたらし、社会の課題を解決できるのか。それが明示されておらず、意義が後回しになっているのが気になる」とも。

↑今と同じ「会社」が作られ、
今と同じ人間関係がキープされたら
悩みも人間関係のつらさも変わらないはず。

どんな社会課題を解決するのかは
メタバースだから解決できるものは多く、
例えば年齢・性別・国籍・居住地・障がい
などをユニバーサルにフラット化する
可能性はあると思いますが、
いじめやパワハラなどは変わらない
かもしれません。

今の生活をそのままメタバース上に再現する
のではなく
メタバースらしい過ごし方や人間関係が
オリジナルに生まれることが必要です。

現実世界では作り得ない、
世界中×出会うはずのない人との出会い
はメタバースならではで発生するはず。


■特報

↑昨日も速報として掲載しましたが
イーロン・マスク氏がTwitter取締役を辞退。

↑社内質問会も計画していたようですが。


■メタバース・VR/AR関連

Q.いま流行の「メタバース」。「メタヴァース」と書くのは間違いですか?
A.「メタバース」がおすすめです。ただし、会社名などの固有名詞が「メタヴァース」となっている場合は、そのまま使うこともできます。

↑さすがNHK、
イントネーションも規定しているはず。
「↑」タバースなのか
メタ「バ↑」ース↓なのか。
英語っぽいのは前者、
ニュース読みは後者かな。


■ガジェット関連


■NFT関連

↑PFPとしてのNFTアートのまとめ。
事例集としてものすごく参考になります。

↑NFTである意義やガチャの希少性演出など
最新のNFTアートコレクションの展開方法を
ここまで詳しく説明するプレスリリースって
珍しいと思います。普通に参考になる!

ネット通販で服を購入したとき、届いてみたらサイズが合わなかった。イメージと違っていた。などの失敗経験はないだろうか。

この失敗リスクをできるだけ下げるのに、メタバース上での提案が有効になる。前提として、メタバース上のアバターは、自分の体形に似せたものでないと、試着の失敗リスクは無くせない。リアルの自分に似せたアバターを作れる技術が登場しているものの、メタバース内での普及はまだまだこれから。商機はありそうだ。

↑え。バーチャル試着のためにNFTに参入
したわけじゃないと思います・・・

↑うわ!すごい時代の絵!
これは好きな人いそう!

↑NFTの売買をビジネス活用する企画で
一番問題になるのがウォレット。
分かりづらいし普及してないことが問題。

そこでウォレットアプリを独自提供。
ただしAdam by GMOの場合は「出庫」
しないと実際にはmintされない
ので
このウォレットアプリでの表示は
疑似的な表現だという認識です。

でもこのやり方は直近でNFTを活用しよう
という場合は現実的な解だと思います。

HEXAを使ったWEB3.0のプロモーションやNFT発行などを公認として企業様や地方自治体様等へご提案されたい企業様を、審査と面談の上で「HEXA公認エージェント」として認定させて頂く制度をスタートしました!
※公認なくてもHEXAでの発行などは自由に提案OKです

HEXAを企業様や地方自治体様に提案される際、関係性や肩書がないことで提案を聞いていただけない場合があるということで、スタートした制度です。公認エージェントの方でなくても自由にHEXAでの発行などの提案は大歓迎です。ご希望の方は下記申請フォームからお願いいたします。個人事業主の方でもOKです!

↑ベトナムをはじめASEAN諸国での開発が
特長なSun Asterisk社がNFT事業会社を
シンガポールに設立。
すごく自然な流れだなと感じました。
日本向けの受託開発よりも
世界市場に向けたNFT事業の展開や
トークンを全力活用したプロジェクトなど
がやりやすそうな環境だなと思います。


■事件・事故

Axie Infinity の運営会社 Sky Mavis が「Ronin Bridge」での6億2,000万米ドルのハッキング被害の影響を受けたユーザに弁済すべく1億5,000万米ドルを調達したというニュースを受けて、Axie Infinity の NFT(非代替)トークン・コレクションの販売量が350%以上急増したと、Forkast が報じた

↑巨額ハッキングを受けても
素早く損失補填を発表したら売上が急回復。
でもサイドチェーンのブリッジは狙われる
という根本的な問題は解決していないので
またやられるんじゃないかと心配です。

今回はつい先日、2022年3月29日に報告された6億2500万ドル相当(約750億円規模)の暗号資産ハッキング事件がどのように発生したか、Ronin Bridgeコントラクトのソースを交えて検証してみます。

↑ソースレベルで丁寧に検証した記事。

ノード運用の分散性が高くない場合、画一のノード運用をしている可能性があり、ネットワークの多数決が容易に不正取得されるリスクがある

↑処理速度と手数料の低減を優先し
セキュリティを犠牲にしたサイドチェーンは
ブリッジを狙われる。
3すくみではありますがブロックチェーンは
分散性が大事だと改めて認識できる検証結果
です。

警察は、不法に輸入されたと思われる違法薬物や、現金、携帯電話、ノートパソコン、USBストレージデバイス、また仮想通貨ATMなどを押収。

↑「仮想通貨」が盗まれたのではなく
「仮想通貨ATM」が盗まれたと!
ATMの機械まるごと盗むの!?

仮想通貨ATMの所有者は、犯罪収益と禁止薬物取引により訴えられたため、ATMは犯罪収益のマネロンに使用されていた可能性がありそうだ。

↑しかも盗んだATMのマシンを使ってた!?

↑セルフGOXも事故っちゃぁ事故。
そしてこれから増えるであろう
「暗号資産を保有したまま亡くなるケース」
に対応する遺品整理サービス。

同サービスは「取り出せなくなった暗号資産を救出し、適切に相続することで、時代にあった遺族の資産サポート」を行うことが目的。対象となる仮想通貨取引所は、bitFlyerからバイナンスまで多岐にわたる他、各種ウォレットやマイニングプールからのサルベージも可能だ。

↑マジか。
シークレットリカバリーフレーズも?


■資金調達・投資・買収・起業


■投資関連

↑Astarの伸びすごい!


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