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『ambr、アバター集中支援アプリ「gogh(ゴッホ)」ベータ版をリリース。AI同僚と働くメタ世界へ』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.7.25

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■ambr、アバター集中支援アプリ「gogh(ゴッホ)」ベータ版をリリース

仮想世界の設計・構築・運営を手掛ける株式会社ambr(東京都文京区、代表取締役:西村拓也、以下ambr)は、アバター集中支援アプリ「gogh(ゴッホ)」のベータ版をリリースしました。
iOS, Android端末にて無料でご利用いただけます。
iOS: https://apps.apple.com/jp/app/id6478642737
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.goghjapan.gogh_android

株式会社ambrが2024年7月16日にリリースしたアバター集中支援アプリ「gogh(ゴッホ)」は、ユーザーが集中して作業できる環境を提供するための新しいツールです。

このアプリは、3Dアバターと3Dルームを自由にカスタマイズでき、Lofi音楽や環境音、ポモドーロタイマー機能を組み合わせることで、勉強や作業の効率を高めることを目指しています。


AIアシスタントで職場が変わる

この「gogh(ゴッホ)」に今後追加される予定の機能の中でも、特に注目すべきはAIアシスタント機能です。

このAIアシスタントが実装されれば、まるで相談できる同僚がいつも隣にいる職場のような体験が可能になります。優秀なAIアシスタントに自分の仕事を分担したり、資料収集や分類整理を代わりに行ってくれれば、1人で働いていても2人分の成果を上げられるようになるかもしれません。

小さな企業が大企業に肩を並べる時代

さらに、このAIアシスタントを100人雇えば、1人で100人分の成果を上げられることも夢ではありません。フリーランスや社長1人の小さな会社でも、大企業と肩を並べることができる可能性が広がります。

AIが雇用を減らす

しかし、このようなAIアシスタントが普及するということは「AIが仕事を奪う」ということでもあります。

AIが仕事を効率的にこなすことで、人間が行っていた仕事が不要になります。従来なら人間が雇われるはずだったぶんの雇用が減少するのは、今後の大きな流れとして起きるでしょう。

Meta社も注目するAIアシスタントの世界

Meta社も、メタバース内にAIアシスタントを常駐させることを計画しています。2024年夏から、VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3」にAIアシスタント「Meta AI」を導入する試験を北米地域で開始します。

Meta社もAIアシスタントと仕事をする世界観に注目していることから、AIアシスタントの導入が業界全体で広がりつつあることがわかります。


AIと共存する未来への準備

妄想を広げましたが、誤解のないように補足すると「gogh(ゴッホ)」のAIサポートはまだ開発中の機能です。

開発中の機能
・マルチ&ソーシャル:ほかのユーザーと同じ仮想空間で、勉強や作業に集中することができます。
・AIサポート:AIキャラクターが対話しながら勉強や作業をサポートしてくれます。

またアプリの性格から「優秀なAI同僚」というよりもエンタメの方向性だろうとは思います。

とはいえ、AIアシスタントが普及すること、AIと一緒に仕事をすること、AIが仕事を肩代わりすること。これらは間違いなく起きます。その結果、人間の仕事の在り方が大きく変わります。

AIと共存を考えなければならないのはテック好きの一部のギークだけにとどまりません。いつでも相談できる「AI同僚」や「AI部下」が隣にいる世界観がすぐそこに来ていることを実感しますし、AI開発各社は「優秀なAI同僚・部下」の開発競争に突入するのでしょう。

企業や個人はAIがもたらす恩恵を享受しつつ、同時にその影響を社会全体で受け止めるための適切な対応が求めらます。リスキリングは流行り言葉にとどまらず本気で必要になるでしょうし、勝ち組負け組を自己責任にしない労働市場の変化に対応するための政策の導入などが本気で必要になるはずです。

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