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『「Ray-Ban Meta」スマートグラス、名所を特定して説明する新機能を提供へ』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.3.14
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■「Ray-Ban Meta」スマートグラス、名所を特定して説明する新機能を提供へ
街に繰り出そうという人へ。Metaの「Ray-Ban Meta」スマートグラスは今週から、ある新機能のおかげで仮想ツアーガイドのような役割を果たすようになるという。
現在はベータ段階にあるこの機能は、ランドマークを見ながらリクエストするだけで、それに関する情報が得られるというもの。スマートグラスに内蔵されている「Meta AI」は、装着者が見ているものを特定するだけでなく、その構造物の歴史などの興味深い情報を提示する。
ARグラスをかけて街中を歩いていると、街の情報を教えてくれる。
こんな体験はかなり以前から妄想されていましたが、ようやく実現しそうです。
まずはアメリカから。ウェイトリスト待ち
この機能はベータ段階にあり、米国ではウェイトリストに登録できる。
ただ、まだアメリカ限定でウェイトリストで順番待ちです。
街の音声コンテンツの充実と活用アイディアが鍵
Metaは、それ以外の詳しい情報を多くは提供しておらず、この機能がどこで利用できるかについても説明していないが、複数の場所に対してこの機能を適用した様子が紹介されていることから、任意の主要なランドマークまたは建造物に対して動作する可能性が高い。
AR音声体験で最も重要なのがコンテンツです。
簡単に予想できる史跡だけでウィキペディアを読み上げるような作り以外にも、アニメに聖地巡り、推しの個人的な思い出の場所、シティハンターのような駅の黒板メッセージのように書き置きが落ちているなど、おもしろい使い方がたくさん思いつきます。
TBSラジオではスマホに向けて街歩き音声をAR体験できるプロジェクトを実験中です。
これまで美術館や観光地などで提供されていた音声ガイドアプリでは、特定のスポットの前で立ち止まって音声を聴くという形が一般的だったが、Radihoでは音声AR技術を使うことで、特定の場所だけでなく、歩いている間も周囲の景色に合わせたトークが自動的に再生されることが特徴。
これによりまるでパーソナリティと一緒に街を歩いているような、シームレスかつ臨場感のある体験ができるとのこと。
街の音声コンテンツが「点」であるのでなく、道に沿って話が進んでいくかたちを採っています。音声を聴くために街中でずっと立ち止まっているのは不自然ですから、歩きながら話が進むのはとてもよさそうです。
UGCコンテンツで街の音に偶然出会う体験を是非
上記はラジオ局の取り組みなのでコンテンツのクオリティは高いはずですが、ユーザーが声を残すようなUGC(User Generated Contents)型の街歩き音声サービスがあっても面白いはず。
「Ray-Ban Meta」はランドマークを見ながらリクエストする必要があるとのことですが、リクエストをする場所が名所名跡など目立つ場所だけになってしまいがちです。
UGCなら、個人的な思い出の場所、宝探し・鬼ごっこのヒントのような謎解きゲーム、地元住人しか知らない超ニッチな情報などもコンテンツになります。発見する楽しみがある街の音声コンテンツ遊びは街おこしにも最適です。
歩きながら使うのにスマホは不向きですから、ARグラスの普及にも一役を買うはず。ラジオ好きなこともあり音声ARは非常に楽しみですし、面白いUGCサービスを作ってみたいですね。
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