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『Zoom×ジェネラティブAI=Zoom IQでWeb会議の高効率化。究極はAIが会議出席?』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.3.28

■ZoomもOpenAIと提携 Web会議を支援する生成型AIアシスタント追加

米Zoomは3月27日(現地時間)、米OpenAIとの提携による生成型AI採用で、スマートコンパニオン「Zoom IQ」を強化すると発表した。Zoom IQが、Web会議の要約やメッセージの下書きなどを行う。

オンラインMTGツールの「Zoom」にジェネラティブAIを活用した待望の機能が大量追加です。今回発表された支援機能はどれも素晴らしい!


ジェネラティブAI活用「Zoom IQ」でできること

ミーティング結果のチャプター分け
内容ごとに自動分割、チャプターへジャンプ機能
動画のハイライトシーンの発見とチャプター化

ミーティング内容をAIが分析
ミーティングの改善に役立つ指標を提示する機能

ミーティング内容の整理機能
議事の文字起こし、要約する
遅れて参加しても聞き逃した会議内容をリアルタイムでまとめさせることができる

アイデア整理機能
テキストプロンプトでホワイトボードセッションをAIに作成させる

ミーティング後のフォローアップメールの自動作成機能
ミーティング内容に基づいたフォローアップメールの下書き自動作成
メールのトーン(フォーマルかフランクか)や長さを指定することもできる


4月以降に招待制で公開

これらの機能は、4月に招待制で提供を開始する計画とのこと。

同様の機能は、米Salesforce傘下のSlackやMicrosoft 365にも搭載されている。また、米Googleは独自技術採用の似たようなジェネレーティブAI機能をWorkspaceに追加すると発表した。

また競合他社も同様にジェネラティブAIをオンライン会議システムなどに導入する計画で、AIをいかに上手に組み込むかがシェア争いのカギになりそうです。


あとはAIがWeb会議に出席してくれれば:-p

半分ジョークですが、半分本気です。

ジェネラティブAIがWeb会議の労力を大きく軽減してくれて生産性や時間効率を高めてくれるようになりますが、今一番時間を取られているのは会議そのものです。

リモートワークが一般化して以降、寸分の隙間もなく会議で1日が埋め尽くされることが珍しくなくなりました。できるだけ会議の開催や出席自体を厳選しますが、それでも会議だらけというのが現状。

しかしChatGPTの優秀さを目の当たりにすると、議論・周知や共有・判断と決定など会議の目的と議論すべき内容をパラメータで渡したら、会議結果をバーチャルにでも出してくれるんじゃないかと思い始めています。

AIがWeb会議に出席、というとSFすぎますが、会議をバーチャルに開催して想定される結論を出すくらいはできるんじゃないかと本気で思っています。

カスパー、バルタザール、メルキオールという3人の性格の違う人格設定を入れたAI同士で話し合わせる「マギシステム」も実際にChatGPTで試しましたが、ちゃんと議論してくれます。

であれば過去の会議履歴などを食わせ続ければ自分の判断軸を学習して自分っぽい結論を出してくれるようになるはずです。

会議に出なくていい、か、会議を超短時間で終わらせる・出そうな結論を3パターンくらい出させる、とやるのが最高の会議AIなんじゃないかと思います。

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