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『寝ている間に雪かき完了「除雪ドローン」』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.1.28

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■寝ている間に雪かき完了「除雪ドローン」、雪をとかしながら電気に変える「積雪発電」 雪にまつわる未来のテクノロジー

ベッドで寝ている間に、「雪かき」が終わっている?そんな未来がすぐそこです。

除雪ドローン、なぜ今までなかったんだろう!!

うちは数年に1回雪が積もるかどうかという鎌倉市という土地柄、そこまで雪かき需要が高いわけではありませんが、鎌倉市で最も標高が高い場所(たったの標高100mですが)だということもあるのか、その数年に1回の積雪では都心で積雪5cmな時うちの集落だけが積雪30cmで大変な目に遭います。

大雪で下山できない、バスが坂道を登れず乗り捨てられる、後続車が乗り捨てられたバスを追い越せず麓付近まで路駐車が並ぶ、ということが数年に1回起きます。

そんな時は数日は雪かきに追われて仕事になりませんし、雪の重みでカーポートが倒壊した家を何軒も見かけることになります。

数年に1回の積雪程度のうちでも除雪ドローン欲しい!と思うのですから、毎年大雪が降る地域の方にとっては最高のガジェットじゃないでしょうか。


全国土面積の51%が豪雪地帯、人口は2045万人

現在,豪雪地帯では,全域指定が10道県,一部地域の指定が14府県であり,960市町村が指定されている。 その面積は全国土面積の約51%にあたる約19万km 2 で,全国の人口の約16%にあたる約2,045万人が生活している。

内閣府によると、雪下ろしや除雪が必要な豪雪地帯は日本の国土面積の51%を占め、住んでいる人は全人口の16%にあたる約2045万人なのだそうです。

内閣府のレポートでは、豪雪地帯の高齢化と過疎化が進んでいることも指摘されています。

つまり、雪下ろしや除雪を人力でやるのが難しくなっているエリアは多いでしょうし、これから更なる高齢化と過疎化が進めばますます人力で除雪できなくなることが予想されますし、過疎化した地域では自治体による除雪作業も予算が捻出できなくなることが予想されます。

除雪ドローンはまさしくこれから日本に必要になるでしょう。


積もらせない除雪機というコンセプト

エバーブルーテクノロジーズ 野間恒毅CEO
「積もらせない除雪機というコンセプトです。20~30センチのドカ雪が積もった状態からスタートするから苦労する。予報が出たら、夜中じゅう動くことで、雪がない状態をキープする、というコンセプトにチェンジすることで、小型軽量がよいのではないかということで進めています」

雪はとても重たいものですから、小型の除雪ドローンでは積もりきった大雪を除雪するのは難しくなります。

そこで今回開発されたのは、夜中じゅう雪かきし続けて積もらせないというコンセプトで小型化された自走型ドローンです。今のところバッテリーで5時間駆動ということですが、日中も動かし続けられるよう長時間化のニーズは高まりそうです。

また、各家の屋根の雪下ろしは人力作業以外で対処できませんでしたから、屋根の雪下ろしドローンのほうがニーズが高いかもしれません。

融雪設備を持たない古い家の屋根の雪下ろしができる斜面対応のドローンは開発が難しそうですし、万が一屋根からドローンが転落して下にいる人に怪我をさせることを心配して製品化は困難かもしれませんが、うちでもカーポート専用の雪下ろしドローンは欲しいと感じますので、豪雪地帯以外も含めた幅広い需要が見込めそうです。

皆が毎年必ず困っている除雪や雪下ろしをドローンというテクノロジーで解決するのは、テクノロジーの使われ方としてとてもエレガントですね。手に届く価格でカーポート用が発売されたら買います!

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