10日間ロサンゼルス旅行エッセイ③

2024年6月15日 17:27

初めに言っておくが俺はバックパッカーではないし、自分探しをしているわけでもない。ただ単にロスに観光に来た日本人だ。当然観光地にも行く。何が言いたいかというと今日はユニバーサルスタジオハリウッドに行くという事だ。
エッセイスト(自称)としてなるだけレビュアーにならないように文章を綴っていくので本日もお付き合い頂きたい。

Uberでハイウェイを走り、たどり着いたユニバーサルハリウッド。今日のUberの運転手は俺達に踏み込んでこないし、運転も上手かった。そして車から降り立った風景は完全に大阪だった。大阪のユニバまでの道はハリウッドの丸パクリだったのか。。
そんなこんなでユニバーサルの入り口が見えてきた。

入り口もしっかり大阪だった。俺の感受性乏しすぎる。。ここはロスだぞ。

まず俺達はジュラシックワールドに向かった。
アトラクションの並び時間は90分。並んでいる間俺の目に止まったのは、日本のアニメファンのアメリカ人達。黒崎一護の刺繍が入ったキャップ。竈門炭治郎の刺青。日本語のデスノートTシャツ。どうやら日本は凄いらしいぞ。
集英社と国が総力をあげて、JUMPLANDが建設されたらどれだけの人が賑わうのだろうか。
そんな妄想をアンソニーと語り合い、待ち時間が過ぎていった。
ジュラシックワールドのアトラクションは若干日本にはない演出がありそもそも大阪のユニバに行かない俺にとってはとても新鮮だった。
俺達の平和な休日が無事開幕をむかえられたみたいだ。

次に向かったアトラクションは日本にはないアトラクション、ハムナプトラのコースター。ハリウッド映画のオタクのアンソニーは興奮していた。何が凄いのかというとアトラクションにハムナプトラが使われているという事だ。
例えるならば先程話したJUMPLANDのアトラクションに鬼滅、ヒロアカ、呪術、チェンソーマンのアトラクションが並ぶ中、結構大きめの面積でピューと吹くジャガーのアトラクションがある感じに近い。ニッチな映画ファンも喜ばす、それがユニバーサルハリウッドという事か。ジェットコースターはというと室内でスピードが速く、以外と怖かった。

そんなこんなで時間が過ぎ、シンプソンズのバーガーショップで腹ごしらえをした。シンプソンズというのは日本でいうサザエさんみたいなアメリカの国民的アニメだ。アメリカサイズのバーガーだったが昨日食べた脳筋バーガーよりかはバランス感のあるサイズでとても美味しかった。

そしてスネイプ先生しか知らないけどハリーポッターのアトラクションに行った。先月スネイプ先生しか知らないけど練馬の豊島園跡地にもいった。感動した。どうやら大阪でも乗れるらしい。

そして俺たちが最後に向かったのは、ハリウッドスタジオツアー。その名の通り、ハリウッド映画で実際に使われたスタジオをトラムに乗って見学する事ができる目玉アトラクションだ。
俺はエンターテイメント作品に疎いが、バックトゥザ・フューチャーの時計台、ジョーズの海辺のセット、実際に映画で使われたCGを見学する事ができた。中々映画のセットを見学する機会はないのでとても貴重な経験であった。

そんなこんなで結局観光地のレビュアー(にしては内容が薄い)になってしまったのだが、俺はこのユニバ内で沢山のアメリカ人から視線を注がれている事に気づいた。世の中にはオシャレで服が好きな人達が沢山いる。しかしそれとは別に独立して服は好きだけどお洒落ではない奴もいる。(詳しくはニューヨークの自衛隊の休日というネタを見て欲しい。)

https://youtu.be/UNMIEw97hfs?si=DqAHUm1agm11lTif

俺は完全に服は好きだけどオシャレではないやつの格好をして散策している事に気づいた。日中までは俺はオシャレだと思って歩いていたが、感じる視線、アメリカ人のリアクションから夜くらいにその事実に気がついてしまった。変な東洋人がいるなっていう目で俺の事を見つめるなよアメリカ人。お前らの竈門炭治郎刺青も中々イカれてるぞ。。

ユニバからは激しい羞恥心を抱え、退散した。
そしてユニバ周りのお店が中々ユニークで散策した。まず見つけたのはアメリカのエンタメスターのサイン入りポスターが買える店。アメリカの文化では芸能人の直筆サインが普通に購入できるらしい。日本では基本的に転売されてる印象なのでアメリカの潔さを感じた。アンハサウェイ、マイケルジェイフォックスなど並々ならぬスターのサイン入りポスターが並んでおり、有料の展示会のようなボリュームを感じた。