Ibanezのギターが欲しい

先日新型コロナウイルスの2回目のワクチンを接種したあとくらいから急激にIbanezのギターが欲しくなってしまいまして、ああこれが噂に聞くワクチンの副反応かぁ〜なんて思ってたんですが、いつまでたっても欲しいままなのでこれはもしかしてただの物欲なのではと考えを改めている最中です。

Ibanezのギターって何?という方もまあこの広いインターネットの世界においては一定数存在してもおかしくないかなと思いましたので簡単に紹介すると、メタル野郎御用達ギターです。

見てください、このイカしたフォルム。

もうギターからメタルの匂いがプンプンしてきますね。手にした瞬間私たちのCowboyがFrom Hellしそうですね。

余談ですが、正直に申し上げて某巨大運動イベントの開幕式の音楽を担当されていたものの過去の行いと照らし合わせて任用は不適切だということで辞任された某音楽家さんという存在は、私の音楽人生において少なからぬ影響を受けた人物でして、ああいう洗練されかつアーバンな音楽が好きだった私にとってかつてメタルというのは大の大人が汗かいて一生懸命うるさい音で演奏してて、ぶっちゃけダサい音楽だと思っていたんですね。
なんですがソフトウェアの開発に携わるようになってから、「洗練されかつアーバンなものなどない。我々は手斧をみがき続けながら愚直に真摯に顧客と向き合うしかないのだ。」という思想が生まれ、その辺から「メタルってめちゃくちゃ手斧をみがき続けながら愚直に真摯に顧客と向き合ってるじゃん。」と気づき好んで聞くようになりました。メタルはアジャイルだったんですね。

話は戻ってなんでIbanezのギターが欲しいかっていうと、私が持ってるギター21フレットまでしかないやつしかないんですよ。
かつてサブカルネオアコクソ野郎だった私にとって22フレット以上あるギターなんて欲する理由が1ミリもなかったんですよ。誰が弾くねんそんなとこって。

ところがメタルにハマるとメタル弾きたくなるじゃないですか。するとメタルの方々は22フレット目をめちゃくちゃ弾くんですよ。
全然演奏できないんですよ。大抵22フレット目を使う時ってギターソロの一番エエところっすよ。私のギター21フレットまでしかないから一番エエところでぴひょってなるんですよ。ぴひょって。

だから22フレット目があるギターが欲しい。そしてせっかく買うならメタル総本山のIbanezのギターが欲しい。

でもなあ、マジで買うと平気で20万とかするんですが、昨年第1子が生まれた身としてはこのタイミングで20万ギターにつぎ込むのはちょっと気持ち的に無理なんですよねえ。私が正真正銘のメタラーだったらYAZAWAのメタルはどう思う?って言いながら買えたんですが、私はやっぱり根はサブカルネオアコクソ野郎なので、まだちょっとメタルメタルできてないんです。

ということでエントリーモデルを見てみるとこちらは5万前後で手に入るものもあって、これでええやん!って思ってるんですが、Ibanezの世界観がわからなすぎて自信を持ってチョイスできないんですよね。
新品5万のエントリーモデル買うならもうちょいハイグレードの中古のやつ買った方がいいのか?とかとか。
私は国が緊急事態宣言!と言ったら従順にステイホームするタイプの人間に育ったので今の情勢だとなかなか楽器屋に試奏に行けそうにないというのもあります。

全インターネット人口の半数以上を誇ると言われるメタラーの皆様、どうか私めのような豆苗ギターポップちゃんにおすすめの低価格帯Ibanez情報を提供してはくれないでしょうか。


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