小学5年生までリフティングの記録が70回だった長男が数ヵ月で400回できるようになった話


noteに登録して1年。書いてみようかなと思います。

長男はリフティングができない

長男は小学1年生の秋から始めたので、かれこれサッカー歴は5年弱。リフティングが全てではないとは思っていても、同級生が4年生で数百回できている子もいるなかで、5年生の終わり頃で最高記録が約70回。しかも常に70回できるというわけではなく、平均記録とすると30回から40回でした。下級生、下手すると低学年にも抜かれることもあり、リフティング記録会をする度に「1年生からやってるのに…」と監督から言われ、それに憤慨した妻がリフティング記録表なるものを作成し、目標値を設けて「達成したらご褒美、達成できなかったら練習不参加」というアメとムチ作戦を実行するもなかなか本人のやる気が起きず。

「小学校卒業までに100回いけばいいかなぁ」と半ば諦めの気持ちで見ていました。


コロナ自粛で何かが変わる

そんな時にやって来たのが新型コロナウイルスによる小学校の臨時休校。

「宿題するよりもリフティング練習したい」と庭でボールを蹴る日々が続いていました。それから2、3日が過ぎたある日。「俺、リフティング250回できるようになった」と誇らしげに言ってくるじゃありませんか。

そんな馬鹿な。正直言ってどこにボールが行くか分からないようなリフティングしてたのに。短期間で出来るわけがない。

明らかに疑っている私の表情を見た長男は「見せるから」と外に出ていきました。後を追って私も外に出ると、庭でリフティングする長男の姿。

「おぉ…。」

安定してボールを蹴る姿を見て、250回は本当なんだと分かりました。


結局、言いたいこと

「リフティング○○回出来ないと試合に出さない」「うちの子は全然リフティングが下手で100回しかできません…」って話を聞いたりwebで見たりする度に、「まぁリフティングが出来なくてもサッカーはできるし…」と思う反面、他のリフティングが上手な子を見てると、どこかもどかしい気持ちもありました。

しかし、無理やりやらせても出来なかったのに、ほんの1つのきっかけでできるようになるんですから、焦る必要はないのだと思うようになりました。

子供はいつ伸びるか分かりません。今回の出来事で色々考えさせられました。

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