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#17 「雑談だけで終わってしまった…」にならないために / 人間関係を深める仕事の習慣

こんにちは、森本千賀子です。
人間関係を深める仕事の習慣 (6)です。

「雑談だけで終わってしまった…」にならないために

雑談で楽しい時間を共有できるのはいいことなのですが、仕事の話がほとんどできないままタイムオーバーになってしまった、という事態は避けたいものです。

私も、雑談で盛り上がっている最中に「いけない、このままだと雑談だけで終わってしまう!」と思うことはよくあります
相手がお喋りが好きな方だと、気分よく話しているところを遮りにくいものですよね。

そんなときは、一瞬の間をつかんで、「ちょっと脱線しちゃいましたね、すみません。さっきのお話に戻しますと…」といった感じで軌道修正を図ります。

相手の方も、「話を戻さなければ」と思っていながら、そのタイミングがつかめないでいるケースもあります。
今日の会談の「目的」「最終的に目指すゴール」をしっかりと意識しておき、「自分が時間配分をコントロールする」「話の展開のイニシアチブを握る」という心構えで臨みたいものです。

それでも、雑談に時間を割きすぎてしまい、途中でビジネスの話に戻しても、核心までたどり着けないまま時間切れになってしまうこともあるでしょう。
そんなときの応急処置としては、最後に「次回までの宿題をもらう」という手があります。「次回までにこの課題について考えておきます」「こんな資料を準備してお見せします」など、確実に次につなげるようにしましょう。

「今日は時間が足りず、お伝えしきれなかった大切なこともありますので、次回お話しさせていただきます。いつお伺いすればよろしいでしょうか」などと、その場で次回のアポイントを取ってもいいでしょう。

お客様や周囲の人々とよりよい関係を築き、あなたのビジネスがより大きく、喜びに満ちたものとなるよう、人生がキラキラと輝かしいものになるよう、心よりお祈りしています。

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