#49 相手が興味のあるテーマについて、タイムリーに話題を振る

私はビジネスでお付き合いをする方々の個人的な趣味や、興味があるテーマなどを把握するように意識しています。そして、それに関連するニュースを見たり、情報をつかんだときなどには、仕事の用事がなくてもコンタクトを取ります。

例えば、次のようなものです。
●スポーツファンの方に…国際大会など大きな試合の翌日に「昨日の日本の勝利、爽快でしたね！」「逆転の瞬間は興奮しましたね！」
●スキーが趣味の方に…「＊＊地方のスキー場では、ようやく雪が降ってゲレンデのコンディションが整ったようですね」
●好きな作家がいる方に…「新刊が発売されましたね」
●ある時事問題に興味を寄せている方に…「先週は久しぶりに新しい動きがありましたね」

このように、相手の方に目線を合わせて喜びや感動を共有することは、自分自身も楽しいですし、信頼関係の構築につながります。

相手がまだ知らない情報を提供すれば、「よく教えてくれたね」と感謝していただけることもあります。

相手の方にしてみても、「自分が興味を持っているもの、好きなものをちゃんと覚えていてくれたんだな、自分のことを気にかけてくれているんだな」と、うれしく感じるのではないでしょうか。自分が興味のあるテーマでもあり、おのずと返信したくなると思います。

しばらく取引が途切れていたり、メールのやりとり中心で会う機会が少なくなっていたりしても、こうしたアプローチをきっかけに、再び距離を縮めることができます。

1000人の経営者に信頼される人の仕事の習慣