見出し画像

スマホやパソコンでの「偽警告」に騙されてお金を払わないように!!

 3月末に独立行政法人国民生活センターが、下記のようなプレスリリースを発行し、消費者に注意を呼びかけている。

サポート詐欺とは、パソコンでインターネットを使用中に突然「ウイルスに感染している」等の警告画面や警告音が出て、それらをきっかけに警告画面上に表示されている電話番号に電話をかけさせ、偽のサポートに誘導し、サポート料金を支払わせる手口です。

 近年の相談状況をみると、相談件数は年間5,000件台で推移してきましたが、2023年度は、2022年度同期と比べて約1.3倍に増加しています。特に70歳以上の相談件数が大幅に増加しており、新たな手口として、インターネットバンキングで送金を指示されるケースも確認されていますので、注意してください。

国民生活センターHPより

 下記の(国民生活)Web版1〜2ページ目も参考にしてください。


 「偽警告」と言っているように、画面上に表示されるセキュリティーに関する警告が偽物でそこに記載されているサポート窓口の電話番号も偽物(なりすまし)ということです。つまり、この段階では、スマホやパソコンはウイルスに感染していないということです。大手IT企業のマイ⚫︎ロソフト社を名乗っていたり、そのロゴが表記されているので信じてしまう方がいます。注意しましょう。

 しかしながら、警告とともに爆音のアラートがなって止めることができず、焦って偽のサポート窓口に電話してしまうことがあるようです。電話するとカタコトの日本語を話す外国人が出て、指示通りにすると端末が遠隔操作され乗っ取られてしまします。乗っ取られるとは、端末の中の情報が見られてり、勝手に操作されるということなのでとても危険です。事例にもありますが、ネットバンキングで送金するように指示され、金額を入力したら遠隔操作でゼロを多く追加され、一瞬に高額な金額が送金されます。後悔先に立たずです。

このような警告が出ても、
◆絶対にサポート窓口に電話しない。
◆爆音のアラートが鳴り止まない場合は、コンセントからプラグを抜きましょう。ノートパソコンの場合は、バッテリーを外しましょう。それでも止まらない場合は、布団などを被せて止まるまで待ちましょう。
◆パソコンの復旧やウイルスの感染状況についての相談は、IPA安心相談窓口(📞03-5978-7509)に相談しましょう。
◆不明な点や不安がある場合は、📞188に電話して最寄りの消費生活センターに相談しましょう。

決して、ご自身の判断で、偽サポート窓口と交渉や相談しないように‼️
大事な財産を失わないように、騙されない方法を知っておくことが必要です。

より詳細な情報は下記有料記事にて紹介します。

ここから先は

584字
この記事のみ ¥ 100

3年弱の相談員実務経験も活かし、フリーの消費生活アドバイザーとして活動してます。皆様の日々の生活において、有益となる情報を発信します。買い物やサービスを契約する際に「後悔をしない」ためのリスク回避につながればと思います。よろしければサポートお願いします。