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かまって欲しいと思うとき|週刊、ことばのある世界

物語の数だけ、ことばがある。
今まで観てきた映画やアニメ、歌、その他の作品の中から、心に残った素敵なことばを週に1回、ぽつらぽつらとご紹介するコーナーです。

今回は2回目、森見登美彦さんの「太陽の塔」という本を読んで印象深かったことば。

真の偉業は、劇的な日常とは無縁の場所で
こっそりと為されるものだ
かまって欲しいと思うときにはかまってくれず、
放って置いて欲しいときには放って置いてくれないのが
世間というものである

森見登美彦さんの本は、文体に特徴があって読んでいて飽きないのです。

少し前に映画化した「夜は短し歩けよ乙女」も書籍で読むと、映画とは違った味わい深いものがあります。おすすめです。

それでは、また来週。

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